音源作成 その2 「In The Stone」

先日ご紹介した「In The Stone」のオケに軽くギターを入れてみました。

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イントロ部分でもっと苦戦すると予想していたのですが、結構すんなり出来た気がします。

こんなカンジ・・・

soundcloud.com

 

あとは歌詞覚えて歌練習して・・・

このカッティングしながら歌えるのかな???

 

まあ、ボチボチやっていきます。

「We Can Walk It Out」も出来たんだから、きっと大丈夫。


We Can Walk It Out Cover Sundown 20161113

 

でもね、歌は思ったより難しくないよ、きっと。

ブルーノートがないんで、いわゆるドレミファ・・・で歌えるのと、フィリップベイリーのパートも上が「ラ」までなので。

何とかなるでしょう。

 

歌を入れたらまたここで取り上げたいと思います。

それまで忘れて待っていてください!!

 

 

「とらや」では一期一会、僕と一緒に遊んでいただけるミュージシャンの方を随時募集しております。

連絡先:toraya_music@yahoo.co.jp

 

音源作成

「一人とらや」用ライブ音源を兼ねた音源制作。

今、新ネタを仕込んでいるので、ここでご紹介します。

 

今回のネタはEW&F

モーリスホワイト追悼の意味も含め・・・

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アースの中で一番好きなアルバム「I Am」(邦題は「黙示録」)。

捨て曲なしの大傑作。発表は1979年。

長岡秀星さんのジャケットアートが眩しいです。

 

この作品から選んだのは・・・

 

1曲目の「In The Stone」。

 

邦題の由来となる、「ヨハネ黙示録」をテーマにした曲。

「石の中に愛がある・・・」みたいな歌詞で、キリスト教徒でない「とらや」には意味がよく分からない。

 

どっこい、曲のほうは昔から大好きだったので、「とらや」流に仕上げていきます。

盛大なブラスから始まるこの曲を、トリオでも出来るミニマルファンクにアレンジしたいと思います。

 

 

原曲をCubaseに貼り付けて、ある程度まで耳コピしつつ、途中からオリジナルアレンジを施します。

まずはコード取りから・・・と思ったら、この曲、ドンカマ使ってないのね。

凄いタイトなリズムのイメージだけど、テンポの揺れが大きくて、そのままじゃコピーできない!

 

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凄くないですか?

一番遅いところでBPM=104、早いところで115!!

 

メトロノームにぴったりがベストリズム」というのが間違いだということを、図らずも証明してしまった・・・

 

さあ、これでやっとコードが取れる。

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アースって結構難しいコード使うのよ。それでアレンジ的にもコードが上から下まで鳴っている楽器があまりなく、耳コピは難儀します。

 

やはり、初心に戻ってベースを先に拾うのがよろしいようです。

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ヴァーダインホワイト、モーリスの弟。大好きなベースプレイヤーです。

独特の動き方でステージ狭しと暴れまわります。

 

次にメロを拾います。

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サビんとこのスクショです。赤いのがメインで紫がハモ。

そう、フィリップベイリーのファルセットのとこです。

上がA-mid2なんですよ。思ったより高くないよ!

これなら地声でもいけるじゃん!!

 

次に、ドラム。

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いつぞやご紹介した「ぶっとくて男らしい」ドラム。リズムの骨組は原曲から拾いますが、その先はリンドラム仕様。

ベロシティーはすべて127なので画面の下側が真っ赤です。

 

今日の作業はここまで。

音上げときますので、興味のある人は聴いてみてください。


InTheStone Preproduction 20161203

 

次は歌の練習しつつ、ギターの入れ方を考えます。

最大の難所はやはりイントロ。

あのブラスフレーズを無視するか、ギターで何とか再現するか。

 

お楽しみに!!

 

 

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羽生結弦という男

全くもって唐突ですが、今日は羽生選手について書きます。

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出典:ELLE CULTURE

【ELLE】びっくり|羽生結弦も参戦! 2016グランプリシリーズ、フィギュアスケーターたちの胸キュンの瞬間|エル・オンライン

 

先日行われたNHK杯

プリンスの「Let`s Go Crazy」をショートプログラムで採用。

ツベコベ言わずに映像を見てくれ。


Yuzuru Hanyu "More" SP 2016 NHK Trophy

 

こんなフィギュアスケート見たことねえよ、俺。

 

仕事中にコッソリ動画見て泣いちゃったじゃねえか!

まるでプリンスの魂が降りてきているような気迫。

 

こんな奇跡的な組み合わせを、リアルタイムに、しかも同じ国の人間として感動できることが凄い!

 

以上、おしまい!

 

 

 

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<後記>

昨日、「とらや」に参加表明してくれている「Satchan」がレギュラーで参加しているバンドのライブを見に行ってきました。

ヤバいです、彼女。 グルーブのツボをがっつり刺激されました!

「とらや」でのコラボもお楽しみです!!!

 

 

ワウペダルの改造

Jim Dunlopのワウペダル、「GCB-95」。

先日ご紹介したPeaveyのWolfgangを買ったときにオマケしてもらって手に入れたもの。

 

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このアングルで撮るとペダル部分がきたないっすね。スマン!

 

ガリが出ていたので、1年ほど前ポットを交換するついでに色々改造してみました。

色々細かく書こうと思ってたんですが、フタ開けてもよく思い出せなかったので概要だけにします。スイマセン・・・

 

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まず、ポットの抵抗値。オリジナルの100kΩから150kΩへ。

ややマイルド方向でしょうか。

 

次にトゥルーバイパス+LEDの追加。ジャックをスイッチクラフトのものへ変更。

 

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そしてバッファー除去→別基板に組みなおしてミニスイッチでON/OFF出来るようにし、さらに一部の抵抗をトリムポットに置き換えて音量を微調整できるようにしました。上の写真の上部右側、青いトリムポットがついている小さな基板です。

 

 

そしてさらに、先日ご紹介した「みどり君」と同じプリアンプ回路をミニスイッチON/OFF仕様で搭載しちゃいました。上のバッファー回路の左側のミニ基板がそれです。配線に隠れちゃってますが・・・

 

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プリアンプはONにするとエフェクトのON/OFFに関わらずかかりっぱなしになります。バッファーはONでエフェクトONの時だけかかります。

要するに、ワウ持ってく時は「みどり君」いらないようにしたかったんです。重いんで。 

 

バッファーは、音色の劣化と音量の低下のどちらか選べると便利かな~って思って上記の仕様にしました。

 

 

結論。

バッファーの劣化は「とらや」は気にならない。

プリアンプは以前書いたように、凄い太くなるけどね。

 

torayamusic.hatenablog.com

 

 

ワウのバッファ除去を考えているみなさん。あんま変わらないんでやんないほうがいいですよ。特にお金出してやるようなモンじゃないですよ。

 

それよりエロい踏み方練習したほうがいいですよ!

 

あとルックス上の効果はいいかもね。前にミニスイッチがあって。

「あいつ、なんかヤバそうなワウ持ってきたな・・・」とか思ってくれたりして。

まあ、それはないか。

 

 

 

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洋楽レコメンド

今日はイマドキの洋楽をご紹介しちゃいます!

まずはこの人、マーク・ロンソン。

 

www.sonymusic.co.jp

 

イギリス出身のプロデューサー。DJでもありミュージシャンでもある。

近年、ヒットメーカーとしてめきめき輝かしい実績を残しつつある人で、近年はポールマッカートニーのプロデュースなんかもやっている。

 

Wikipediaによると、クインシージョーンズのお孫さんのバックでドラムたたいているとか、義理の父がフォリナーのミック・ジョーンズだとか、ショーン・レノンと幼馴染みとか、何かと話題が満載です。

 

 

そして、従来型のプロデューサーと違うのは、「ft.○○○○」というカタチでコラボレーションを数多く残している事。

「一期一会」を身上とする「とらや」に似てるね~!

 

 

そんなマークの初の英米No.1シングルとなったのが2015年発売のこの曲。

 


Mark Ronson - Uptown Funk ft. Bruno Mars

 

歌ってるのはブルーノ・マース。マークは唯一の白人として出演している。

歌わないでクールにたたずんでるところとか、ちょっとエルウッド・ブルースぽい。

 

とにかく、20億に届かんとする再生回数がヤバイ!! アメリカチャートでは歴代2位タイの14週連続1位だって!

 

音だけ聞くと、何故今これがそんなにヒットするのかよく分からんほど、1980年代へのオマージュにあふれた作風でしょ。

ひょっとして、1990年代に死んだFunkを世界が再び欲しているということなのか???

 

ホントか? 

 

Funkへのオマージュという言葉で思い出すのがこの作品。


prince Musicology

 

マークの「Uptown Funk」も、こういったミネアポリスサウンドからの影響が絶大だってことがよく分かるよね。

てかこの曲、サックスはメイシオとキャンディーだったんだ!! スゲー!

 

 

「Uptown Funk」はマークと、歌っているブルーノ・マースの共作ということらしい。

マークはギターを弾き、ブルーノはドラムもたたいているとか。

天は何物を与えたんだ?いったい・・・

 

 

 

そのブルーノ・マース、最近サードアルバムが発売されました。

これがまたカッコイイんだな!

 

まずは聴いてみてくだされ。


Bruno Mars - 24K Magic [Official Video]

 

「Uptown Funk」と比べると、やや時代を進めて1990年に入ろうかってカンジか・・・

MVの作りやファッションがアレなんだけど、こちらもアップから1ヶ月ちょっとで1億再生を軽くクリアしている。

 

メインストリームとして堂々と売れてるんだよね。

 

 

曲の良さと歌の凄さは言うに及ばず、リズムがまたカッコイイ!

そう、「一人とらや」と同じで、

LinnドラムとMoogベースの組み合わせ!!

 

※とらやはLinnのサンプル→Akaiだけど・・・

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LinnドラムとMoogベースの組み合わせっていうのは、80年代の黄金の組み合わせで、マイケル・ジャクソンやプリンスをはじめ、数限りないFunkに命を吹き込んできたマシンなんですよ。

 

う~ん、ブルーノさん、分かってますねぇ~~~。

1985年生まれの31歳だそう。

 

Linn+Moogの名曲をひとつご紹介します。


D Train - You're The One For Me

 

マイナーどころですが、1982年発売のD・トレインというグループの曲。

あの頃はこんな曲がごろごろ新曲で発売されてたんだよね。

 

 

 

今回思うのは、マークもブルーノも、輝かしい旧曲と比べても引けをとらないところが凄い!!

 

まあ、全米1位とかってそういう世界なんでしょうけど。

 

 

この2人、もっと活躍して欲しいし応援してます。

 

 

 

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Marshall Lead12 第2回

極上のホームアンプ、マーシャルLead12の第2回をお届けします。

 

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スマホでこのブログを見ると、下のほうに「注目記事」っていうのがありまして、

9月に書いた「Marshall Lead12」が本日現在、トップになっています。

torayamusic.hatenablog.com

 

実はリード君のこの記事、10月位から地味に順位を上げ、先週あたりでついにストラトを抜いてトップの座に登りつめたのです。

今回、そのお祝いで「第2回」をやってしまおうというわけ。

 

前回も書いたんですが、スピーカーをエミネンスに換装して劇的な復活を遂げた僕のリード君。

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シリアルは「X○○○○○○」で、どうやら1989年発売の後期モデルのようです。

特徴としては初~中期モデルに比べ、ゲインコントロールを上げたときの歪み量が増えているそうです。

 

音圧も充分で、ドラムありのライブで使用しましたがマスター「8」位という、まさにギターアンプにとって理想的とも言える使い方が出来ております。

 

 

さて、今回2本のギターでリード君を鳴らした音源をご用意しました。

 

まず、ストラト君。

ストラト×2本 - コラボライブユニット「とらや」のブログ

こちらでご紹介した、白のシェクターです。

PUはVanzant/True Vintage×2、Duncan/SH1(PAF)の組み合わせ。

 

それでは行ってみましょう。


Marshall Lead12 Review Storato

 

アンプセッティングはゲインのみ、[5]→[8]→[10]といった具合に動かしています。

ピックアップはフロント→リア。

 

 

 

次に、PeaveyのWolfgang君にご登場いただきました。

 

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そう、EVHです。実はこんなギターも持ってたんですね~

 

 


Marshall Lead12 Review Wolfgang

 

ピッキングハーモニクスは出そうと思って出したわけではありません。

EVHのギターは出さないほうが難しいくらい、ハーモニクスが豊富なんです。

 

 

自宅で録音したので、小さい音しか出していませんが、スタジオ音量ではマーシャルらしくローがぐんと上がってきます。

一度スタジオでJCM-900と並べて比較したことがあるのですが、低音成分はリード君のほうが上回っているほどでした。 ※タイトローという意味では、4×12の1960Aのほうが優れていましたが。

 

 

そんな訳で、オークションやらで「Lead12」を迷っているお父さん、

絶対おススメよ!! Lead12。

 

 

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ギターの音を太くするには

こんにちは「とらや」です。

ライブ動画のご視聴ありがとうございます!

 


We Can Walk It Out Cover Sundown 20161113

 

って、20回再生とか少な過ぎて恥ずかしいから、皆さんいっぱい見てね!!

 

宜しくお願いします!

 

 

 

で、次の「一人じゃないとらや」の準備にも取り掛かっているんだけど、ライブも終わってちょっと一息ってかんじで、今回はタイトルどおりギターのサウンドメイクのお話を。

 

 

よく、エフェクターで「トゥルーバイパス」って聞くと思うんだけど、いわゆるエフェクトバイパス時に「完全に」エフェクト回路をバイパスするってやつ。

最近の流行でもあり、高級エフェクターの証みたいな売り文句でもある。

 

理屈の上では、バイパス時にはシールド1本と同じにするイメージで、バッファーなんかの余計な回路?も通りません。だから音ヤセも皆無。って、実態はちょっと違うんだけど、メンドクサイ部分を省略して良い方向に解釈するとこんなカンジになる。

 

で、「とらや」が使っているエフェクターもすべて「トゥルーバイパス」。

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自作だとトゥルーバイパス以外の配線知らないし、TCもエギゾチックもどちらかというと「意識高い系」なんだな。

 

でも、何が何でもトゥルーバイパスにすればいいってわけではなくて、全部トゥルーバイパスだとなんだかんだの積み重ねが劣化を招き、普通のパッシブ回路のギターはあんまりよろしくない。

シールドの長さにも影響を受けやすく、結果として元気のない音になりやすい。

そこで、ど頭に良質なバッファーを一つだけかますというのが、エフェクターを並べる時の正攻法としてのセオリーになっています。

 

ここで上の写真をもう一度見てほしい。

 

一番右(ギター側)の緑色のミニエフェクター

こいつがその「ど頭に入れる良質なバッファー」ってヤツ。

だからON/OFFのスイッチもツマミもなにもないのね。

 

 

「とらや」はバッファーだけだと優等生過ぎてつまらないので、中身はFETプリアンプとして自作しました。

ここが音の太さの肝、「音を変えない」守りではなく「よりぶっとく」攻めに転じているわけです。

 

音をお聴きいただきたい。


Preamp 比較視聴 20161117

 

前半がプリアンプなし、後半がプリアンプありの音です。

ギターはテレキャス、アンプは今回ピグノーズ使ってます。当然ですが、録音条件やアンプセッティングは同じ。弾き方も極力同じように・・・

 

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どうでしょう・・・

音がぐっと前に来た感じがしませんか?

僕はもう手放せません。

 

基板も超小さいので、クライベイビーにも内蔵し、また増幅部分をコントロールできるバージョンなど3つも作っちゃいました。

 

みどり君、これからもヨロシク頼むぜ!!

 

 

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