今回はマルチエフェクターのお話
とらやのマルチエフェクター歴は古く、1980年代末に発売されたマルチ機の草分けともいえるコルグの「A3」。
ローランドのGP8なんかと同期。多分。
※Shnobel Toneさんという海外の楽器屋さん?の動画です。
ラック式で直列6種のエフェクトをかけることができる。
これを2UのラックケースにMIDIフットスイッチと一緒に格納して、えっちらおっちらスタジオに通っていた。
重かったな~
で、現在はZOOMのマルチストンプという機種を使っている。
まあ、オープンマイクでギターアンプがないとか、使う音色が予測しきれないセッションとか限定ですが。
BOSSコンパクトと大きさ・重さがほぼ一緒で、5~6種類のエフェクトをかけられる。
操作も直感的で、極端な話プレイ中にも音色調整ができるくらい。
僕が持っているのは「MS-100BT」という機種なんだけど、最近になって生産完了してしまった。
MS-100BTの最大の特徴は「Amplitube」なんかと一緒で、ばら売りアップデートができること。
iOS対応のアプリ経由でBluetoothで本体にエフェクトを追加するってわけ。
本体に元々十分な種類のエフェクトが入っているんだけど、さらにマニアックなモノが続々と発表される(はずだった)!
が、ここ1~2年はまったく更新なしという放置プレイだった。
先日、愛用の第3世代iPOD Touchを弄っていて、「そういえばこんなアプリもあったな~」とか思いだして見ていた。
写真の通り、ショップの棚に機材が陳列されている風のアプリなんだけど、あれれ??
全部0円じゃん!!
サイト運営のミスかと思いきや、メーカーの公式発表も無料放出を謳っていた!
単価は数百~千円台とかだったと思うが、種類の数からいって全部DLすると数万円分になるよ!
ZOOMさん、さすが太っ腹!!!
早速、主だった機種をDLさせていただきました!
恩返しという訳ではないんですが、それを使って短いトラックを作りました。
素材はクリームの「Crossroads」。イントロのみですが・・・
ベースも手弾き。ベースアンプと160コンプのモデリング使用です。
まずはマーシャル1959編!
最後にオレンジ!
いかがでしょうか。
さすがにAmplitubeとかにはかないませんが、1万円程度のコンパクト1個分の大きさでこの音。
そう。
一家に1台、いいんじゃないですか!?
トークBOXとかユニバイブとか、本物見たことねえってモノも入ってますよ、お父さん!!