音楽遍歴

最近、中高年のくせに中高生の気持ちを思い出している「とらや」です。

1965年生まれの僕ですが、リアル青春時代の音楽遍歴を振り返ってみたいと思います。
あ、関係ないけど最近ウチに来た体重計によると、体内年齢は27才だって! これって自慢できるレベルだよね!!
で、興味ない人は以下の本編はスルーで!


僕の音楽スタートは1978年、中1時代に遡ります。
アリスとかニューミュージックが大ブームで、クラスのみんなもモーリスのギターを買うヤツ続出。いわばアコギバブルのような時代の真っ只中でした。

中1の冬のある晩、テレビで「ビックリ人間大集合!」みたいな番組を家族で見ていたら、一輪車に乗りながらギターを背中で弾くという、アホなお兄さんが登場。酒も入って上機嫌な親父、「お前もギター、弾いてみるか?」と。断る理由もなく、数日後ディスカウントショップに!! 楽器屋さんじゃないところが泣かせるでしょ?


そのときに買ってもらったギターがこれ。二万円。
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ハミングバードですな。
ヘッドには「SPLENDER」と書いてあります。後になって突き止めたんだが、トムソンの派生ブランドのようだ。製造元まではさすがに・・・ どなたか知ってる人がいたら教えてほしい!

初めて弾けるようになったのが、堀内孝雄の「君の瞳は10000ボルト」。Bmのコードが出てくるんだけど、難しいからDで代用していた。音あんまり変わんないじゃんて。でも実は裏コードだったんよね。けっこうやるじゃん、俺。


3ヶ月くらいはローコードでジャカジャカやってたんだけど、ある日中学の仲が良かったO先輩に「お前、学年で一番上手くなりたいか?」って聞かれて、「そりゃもちろん」って答えたら、「洋楽やれ」と。

近所のレコード屋でエレキ弦(YAMAHAの黄色っぽいヤツ)009のセット買って来て、リッチー小僧に変身しました。Young Guitar増刊号片手に。
「Smoke On The Water」は良かったんだけど、「Highway Star」は後半ハイポジションに行くのね。手が届かなくて、鋸でカッタウェイ入れようか本気で考えていた。本当にアホな中学時代。


でも2年になってすぐ、道でばったり会ったヤンキーの先輩から空洞レスポールを売ってもらうことになり、ハミングバード君はバラバラになることを免れた。
この空洞レスポールがまたすごいギターで、ペンキで「忍」とか「上等」とか書いてあるわけ。マイナスドライバーでカリカリやって消したのは良い思い出だなあ。


その後、2年生の秋にVanHalenの来日公演を見に行って、完全なハードロック中学生に進化していくんですが、その話はまたの機会に・・・