こんにちは「とらや」です。
ライブ動画のご視聴ありがとうございます!
We Can Walk It Out Cover Sundown 20161113
って、20回再生とか少な過ぎて恥ずかしいから、皆さんいっぱい見てね!!
宜しくお願いします!
で、次の「一人じゃないとらや」の準備にも取り掛かっているんだけど、ライブも終わってちょっと一息ってかんじで、今回はタイトルどおりギターのサウンドメイクのお話を。
よく、エフェクターで「トゥルーバイパス」って聞くと思うんだけど、いわゆるエフェクトバイパス時に「完全に」エフェクト回路をバイパスするってやつ。
最近の流行でもあり、高級エフェクターの証みたいな売り文句でもある。
理屈の上では、バイパス時にはシールド1本と同じにするイメージで、バッファーなんかの余計な回路?も通りません。だから音ヤセも皆無。って、実態はちょっと違うんだけど、メンドクサイ部分を省略して良い方向に解釈するとこんなカンジになる。
で、「とらや」が使っているエフェクターもすべて「トゥルーバイパス」。
自作だとトゥルーバイパス以外の配線知らないし、TCもエギゾチックもどちらかというと「意識高い系」なんだな。
でも、何が何でもトゥルーバイパスにすればいいってわけではなくて、全部トゥルーバイパスだとなんだかんだの積み重ねが劣化を招き、普通のパッシブ回路のギターはあんまりよろしくない。
シールドの長さにも影響を受けやすく、結果として元気のない音になりやすい。
そこで、ど頭に良質なバッファーを一つだけかますというのが、エフェクターを並べる時の正攻法としてのセオリーになっています。
ここで上の写真をもう一度見てほしい。
一番右(ギター側)の緑色のミニエフェクター。
こいつがその「ど頭に入れる良質なバッファー」ってヤツ。
だからON/OFFのスイッチもツマミもなにもないのね。
「とらや」はバッファーだけだと優等生過ぎてつまらないので、中身はFETプリアンプとして自作しました。
ここが音の太さの肝、「音を変えない」守りではなく「よりぶっとく」攻めに転じているわけです。
音をお聴きいただきたい。
前半がプリアンプなし、後半がプリアンプありの音です。
ギターはテレキャス、アンプは今回ピグノーズ使ってます。当然ですが、録音条件やアンプセッティングは同じ。弾き方も極力同じように・・・
どうでしょう・・・
音がぐっと前に来た感じがしませんか?
僕はもう手放せません。
基板も超小さいので、クライベイビーにも内蔵し、また増幅部分をコントロールできるバージョンなど3つも作っちゃいました。
みどり君、これからもヨロシク頼むぜ!!
「とらや」では、僕と一緒に遊んでいただけるミュージシャンの方を随時募集しております。
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