今日はイマドキの洋楽をご紹介しちゃいます!
まずはこの人、マーク・ロンソン。
イギリス出身のプロデューサー。DJでもありミュージシャンでもある。
近年、ヒットメーカーとしてめきめき輝かしい実績を残しつつある人で、近年はポールマッカートニーのプロデュースなんかもやっている。
Wikipediaによると、クインシージョーンズのお孫さんのバックでドラムたたいているとか、義理の父がフォリナーのミック・ジョーンズだとか、ショーン・レノンと幼馴染みとか、何かと話題が満載です。
そして、従来型のプロデューサーと違うのは、「ft.○○○○」というカタチでコラボレーションを数多く残している事。
「一期一会」を身上とする「とらや」に似てるね~!
そんなマークの初の英米No.1シングルとなったのが2015年発売のこの曲。
Mark Ronson - Uptown Funk ft. Bruno Mars
歌ってるのはブルーノ・マース。マークは唯一の白人として出演している。
歌わないでクールにたたずんでるところとか、ちょっとエルウッド・ブルースぽい。
とにかく、20億に届かんとする再生回数がヤバイ!! アメリカチャートでは歴代2位タイの14週連続1位だって!
音だけ聞くと、何故今これがそんなにヒットするのかよく分からんほど、1980年代へのオマージュにあふれた作風でしょ。
ひょっとして、1990年代に死んだFunkを世界が再び欲しているということなのか???
ホントか?
Funkへのオマージュという言葉で思い出すのがこの作品。
マークの「Uptown Funk」も、こういったミネアポリスサウンドからの影響が絶大だってことがよく分かるよね。
てかこの曲、サックスはメイシオとキャンディーだったんだ!! スゲー!
「Uptown Funk」はマークと、歌っているブルーノ・マースの共作ということらしい。
マークはギターを弾き、ブルーノはドラムもたたいているとか。
天は何物を与えたんだ?いったい・・・
そのブルーノ・マース、最近サードアルバムが発売されました。
これがまたカッコイイんだな!
まずは聴いてみてくだされ。
Bruno Mars - 24K Magic [Official Video]
「Uptown Funk」と比べると、やや時代を進めて1990年に入ろうかってカンジか・・・
MVの作りやファッションがアレなんだけど、こちらもアップから1ヶ月ちょっとで1億再生を軽くクリアしている。
メインストリームとして堂々と売れてるんだよね。
曲の良さと歌の凄さは言うに及ばず、リズムがまたカッコイイ!
そう、「一人とらや」と同じで、
LinnドラムとMoogベースの組み合わせ!!
※とらやはLinnのサンプル→Akaiだけど・・・
LinnドラムとMoogベースの組み合わせっていうのは、80年代の黄金の組み合わせで、マイケル・ジャクソンやプリンスをはじめ、数限りないFunkに命を吹き込んできたマシンなんですよ。
う~ん、ブルーノさん、分かってますねぇ~~~。
1985年生まれの31歳だそう。
Linn+Moogの名曲をひとつご紹介します。
D Train - You're The One For Me
マイナーどころですが、1982年発売のD・トレインというグループの曲。
あの頃はこんな曲がごろごろ新曲で発売されてたんだよね。
今回思うのは、マークもブルーノも、輝かしい旧曲と比べても引けをとらないところが凄い!!
まあ、全米1位とかってそういう世界なんでしょうけど。
この2人、もっと活躍して欲しいし応援してます。
「とらや」では一期一会、僕と一緒に遊んでいただけるミュージシャンの方を随時募集しております。
連絡先:toraya_music@yahoo.co.jp