音楽学校に行くべき? その3

音楽学校シリーズの最終章をお届けします。

今回のテーマは、
「スクールの運営姿勢をリサーチする」です。

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色んなキーワードで検索すると、星の数ほどとまではいきませんが、さまざまなスクールがのサイトが出てきます。

最悪、悪徳業者の場合もあるでしょうし、良い所でも経営難で倒産間近とか、気にすればするだけ迷ってしまうことと思います。


悪徳業者はともかく、商業主義に走り過ぎたスクールだけは避けたいもの。
冷静にみると「ありえないでしょ」っていうような、アピールがキツいサイトのところは避けた方が懸命かも。

ネット通販なんかもよく問題になっていますが、本当にメリットだけゴリ押してくるような広告。
「キレイでお洒落な教室」「駅近で雨でも傘が要らない」… って女子会の会場かいっ? 他に自慢すること無いの? って思いません?

あとは「誰でも簡単にスイスイマスター!」的なヤツ。解説不要、幸せのツボと大して変わらないレベルかと。身に付けるだけで身長が伸びる魔法の石とかね。笑


やはり実直に情報を出している所が一番です。
例えばメーザーハウスの佐藤充彦さんはスクールHPの冒頭部分で、「音楽をマスターするには、好きになっていっぱい聴くことの方が大事で、教える/教わることで補完できる要素はそんなに大きくはない」みたいなメッセージを書いてます。


そんなことを踏まえつつ、あとは、スクールや講師の力の入れどころが自分と合っているか。
ここは押さえておいた方が良いです。

基礎重視なのか応用特化型なのか。とか、万能タイプなのか絞って掘り下げるのか。などなど。

「発声の基礎だけは一通りプロに習っておきたい」でも良いし、「シャウトだけ出来るようになればそれでいい。後は独学で何とかする」でも良い。
要は本人次第。
通う期間とかによっても変わってきますし。


あと、講師の経歴とかは気にしすぎない方が良いです。
悪い言い方ですが、ミュージシャンにとって講師業とは、有難い定期収入的な面は必ずあります。
特に今は音楽不況どん底です。

また立派な経歴持っているからといって、情熱をもってあなたを指導してくれるかどうかは分かりませんし。


まあ、中にはアルバイトレベルのひどい講師もいると思うので、体験レッスンを受けたり、講師のチェンジが可能かどうか位は確認しておいた方が良いかもしれません。




3回にわたって音楽学校をテーマに書いてきましたが、いかがだったでしょうか。

しっかりと目的意識を持ち、周囲に流されない行動力をお持ちの方なら、スクールは100%上達に役立つと思います。

さっさと上達して、自己表現(バンドでライブとかオリジナル制作とか)に多くの時間を使いましょう!


とらやの自己表現はいよいよ明日!

お近くの方は是非遊びに着てください。


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メンバー非固定のライブユニット「とらや」では一期一会、僕と一緒に遊んでいただけるミュージシャンの方を随時募集しております。

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