FUZZ FACE 自作 〈その2〉

今回はFUZZ FACE完成版をお届けします。

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基板部分はサクサク完成。
次はケースにマーキング。ケースはさくらやさんのヤツ。僕はずっとこれ一択。安いしね。
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基板がデカくないので、穴の位置はテキトーでも安心です。
ギリギリサイズの基板だと、穴の位置が後々命取りになることもありますが…

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で、穴開け完了!
この作業は何回やってもメンドーです。

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あとは実体配線。
各部品を繋いで行きます。

意気揚々でサウンドチェック。

あれ? 音出ないじゃん…

2石のシンプルな回路なので油断しすぎてました。
「音が出ないって事は、必ず原因がある」ってアタリマエなんですが、どうしても最初はギターとかアンプとか、あるいはシールドの不良まで疑っちゃうんですよねぇ。

でも冷静に考えるとバイパス音は出ている、ってことは実体配線はオーケー、基板部分の不良がはぼ確定なんです。

あ~あ、メンドクセ。


で、いっぱい出て来ました。不良部分。
短絡はあるわ未配線はあるわ、酔っぱらって作業しただろってレベルでした。

やっとこさ音が出たので、今回のメインテーマである「鈴なり」のチェック。
うん、やっぱハイパス欲しいわ。


とりあえず試聴の結果、470pFと1000pFのコンデンサをPre.Gainのポットにダブルがけ。ちょうど良い容量のがストックになかったんです。


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他のモディファイは上の回路図にあるように、2段目のトランジスタのコレクタに入る部分の抵抗。
トリムポットのセッティングは2k位。合わせて3k前後ってとこですね。オリジナルは8.2kの固定抵抗。
超ローゲインと思いきや、これでも充分歪みますよ。

外装も仕上げて完成!

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音はこんな感じ。


Fuzz Face and Overdriver

以前作ったOverdriverと比較してます。
途中からギターのボリュームを少し絞ってます。

どちらも良い感じの鈴なりなのがお分かりいただけますでしょうか?


鈴なりテレサウンドで演奏したいのがこの曲、「People Get Ready 」。


Curtis Mayfield - People Get Ready - #8




レパートリーにカッティングものばかりたまってきたので、
ここらでテレキャスの鈴なりで「とらや」の違う側面を出せたらなって思っています。

やっぱいいね、カーティス。



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