今、僕の中で何10回目かの「クロスロード」ブームが起きています。
オリジナルのほうを演奏してみたいんだけど、拍が良くわからないデス。
クラプトンのほうはロックの歴史に欠かせないテイクだし、ロバジョンのほうはもちろん、ブルースの歴史に欠かせない。
どっちにしても名曲中の名曲ですね。
「十字路に行って跪く・・・」
十字路で悪魔と取引きしたという伝説が残るロバートジョンソン。
歌と噂、どっちが先だったのか。
そんな訳で、今回は「クロスロード」を少し変わった視点で掘り下げてみたいと思います。
歌われている「クロスロード=十字路」のストリートビュー。
十字路はミシシッピ州、クラークスデールという町にある。
左奥にギターのモニュメントが立っているのが分かりますか?
ハナシは変わって、先日、入間ジョンソンタウンにある「彩の森カフェ」のオープンマイクに参加してきました。
この日は、カーティスメイフィールドの「People Get Ready」とタジマハルの「She Caught The Katy」を演奏したんだけど、僕のレパートリーの中ではとりわけブルース色が強いなと思い、「今日は、南部よりの曲をお届けします」なんてMCをしたわけ。
あとになって調べたら、カーティスはシカゴの人、タジマハルはなんとニューヨークの人だった!!
どっちも北のほうじゃん!
もちろんロバートは南部、ミシシッピの人です。
なので、次回参加する機会には、是非「クロスロード」を演奏しよう。
こちらが「デルタ」と呼ばれている地域です。
中央でダクダクにウネっているのが、かの有名なミシシッピ川です。
氾濫を繰り返すうちに現在のようなカタチになっているようですね。氾濫すればするほど土壌は肥沃になり、農業(主に綿花栽培)にはプラスに働きます。
日本でも戦前戦後のスラムは谷戸地形など、水害に弱い場所に形成される傾向があったようですが、アメリカでも規模は違えど、こういう土地にアフリカ系アメリカ人の社会が形成されていたのですね。
歌詞にも出てくる「ローズデイル」という町。
左にミシシッピ川。
"You can still barrelhouse on the riverside"
こちらは「Blues Street」と名づけられた通り。
何故か右側に中華料理の店が???
90度右を向いた状態。
スラムっぽい雰囲気なのか? 土地区画が広すぎてよく分からん。右側の店はやってるんでしょうかね。
死ぬ前に一度は訪れてみたい場所ですね。
映画「クロスロード」も、景色などの情景もよく再現されていてオススメです。
音楽はあのライクーダーが担当してます。
僕はもう50回くらい観てます!
若い頃はスティーブヴァイばっか観てたけど・・・
「とらや」では一緒に演奏をシェアしていただける方を、随時大募集しております!!
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