7月3に日本を代表するドラマーである樋口 晶之さんが亡くなられました。
63歳という若さでした。
ご冥福をお祈りいたします。
2011年頃、師匠を通じて数回一緒に演奏させていただいたことがあります。
輝かしい経歴と裏腹に非常に物腰の穏やかな方でした。
本当にショックです。
中学生でまだ2本しかカセットテープを持っていなかったとき、そのの中身(60分)は、1本がVan Halenの1stアルバムと余白にはJeff Beckのブロウバイブロウの一部が、もう1本にはDeep Purpleのマシンヘッドと余白にはCreationのスピニングトゥホールドのシングル版が入っていました。
樋口さんのドラムは本当に憧れの的でした。
それから30数年後の2011年に、ご一緒させていただく機会に恵まれるのですが、初めてお会いしたときに噛みながらも「中学時代から憧れてました。よろしくお願いします。」のご挨拶ができたのは、今から考えると、本当に夢のような出来事です。
当時の舞い上がった僕は、「スピニングトゥホールド」をセットリストに入れさせていただいたのですが、本当に快く受け入れてくださり、最高の宝物になりました。
動画もあり皆様にも見ていただきたいのですが、今はやめておきます。いつか追悼の意味でアップできたらなと考えてはいます。
樋口さんが、日本のロック/ソウルの黎明期に皆にお手本を示していただいた功績は、かけがえのないモノです。
70年代という時代の中で世界に通用する本物の音楽性を兼ね備えた数少ないミュージシャンでした。訃報は本当に残念ですが、唯一の救いは亡くなる直前までドラマーとしてご活躍されていたということです。
使い古された表現かもしれませんが、樋口さんの音楽は日本中の音楽ファンの中で行き続けています!
僕も、樋口さんから教わった事を少しでも伝承できるようがんばって生きたいと思います!
ありがとうございました。天国でもGood Grooveを奏で続けてください!!