フルアコ The Loar LH-301T その2

前回は新しくフルアコを買ったお話を書きましたが、その続編です。

 

torayamusic.hatenablog.com

 

ピエゾPUをマウントしちゃいます。

 

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こちらが届いたShadowのピエゾPU。

下の普段マーティンにつけている奴と比べてかなりちっこい。

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ソリッドギターと違い、配線にアクセスするにはFホールから取り出さなきゃいけない。トーンのポットなんて絶対手が届きませ~ん。

 

なので、針金で引っ張り出せるようにしておくのです。

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こちらが新しいデュアルポット。プッシュプルもついている。

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頭が混乱しないよう、簡単な配線図も書いておく。

上がP-90、下がピエゾ。

プッシュ時にP-90オンリー。プル時にピエゾをプラス。

アウトはステレオ2回線を使用します。

 

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配線完了(実はスイッチのグランドを忘れている・・・)。

ここでネジ部の太さが太いことに気づいてしまう。上が元々付いていたやつ。

 

リーマーで広げるの図。

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針金は歯と歯の間に逃がしています。

直径で1mm程度広げるだけなのであっという間に終了。

 

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針金を引いてすべてのパーツを固定していく。

テールピースを外してあるのはアース線をリリースするため。

 

ピエゾはプラグ受け。コイツらもスポンジでくるんで中に入れます。

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ギリギリ入った!

 

早く弦を張って音を聴きたい!!

と思ったらナットが外れているではないか!!!

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ビバ安物!!

 

ボンドで貼り直して復帰。

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ピエゾはfホールとブリッジの間位に貼りました。

 

自作のデュアルプリアンプ。

ツマミはバランサー。左いっぱいでピエゾオンリー、右いっぱいでP-90オンリー。

ミニスイッチは片方のチャンネルを位相反転します。

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スゲーイイ!!

 

1PUでクリーントーンだと音がプレーンすぎて色気に欠けるきらいがあるんだけど、ほんのりピエゾの音を足すことで倍音が乗ってくる感じ。

ピエゾに振り切ると鳴らないエレアコみたいでイマイチなんだけどね。ま、エレアコの音が欲しけりゃエレアコ持っていけばいいだけなので。

 

ライン直とマーシャルLEAD-12のクリーンで試したけど、やっぱりギターアンプの方が色気があるね。

それとブルースブレイカーでゲイン9時くらいのごくごく軽いオーバードライブをかける。オケに合わせると歪んでるように聞こえないレベルで。

 

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このギターじゃないと出ない音っすよ!

ジャズっぽいテイストはもちろん、軽いブルースロックなんかにもピッタリ。

世の中はストラトオジサンが多いからこれは目立つこと間違いナシ。

 

箱モノのせいなのか、ダイナミクスの幅が広い。

丁寧に弾かないとヤバいけどボリュームはあまり動かさなくて済むね。要するにアコギっぽいってことか。

 

 

次は・・・

ボディーと弦の距離が広いのがちょっと弾きにくいんで、ピックガードでもつけようかな?