安ストラト

世の中も正常?な方向に舵を切りつつある様子。

Go toとかよく分からんキャンペーンもやっているね。

 

ここの所の天候不順に引っ張られて37℃前後の微熱が出たり出なかったり・・・

自分は扁桃腺が弱いようで、ここをやられると40℃レベルの熱で1週間近く苦しむ。

自分もつらいけど、この時期コロナと関連付けられること間違いナシなので、気を付けないと。

 

 

さて、最近安ギターにハマってるわけですが、この度フレット打ち換えの練習をしてみようとヤフオクで安ギターを落札。

 

mphonics.com

こちらのストラト

面白いのが、ホロウボディーを採用していること。

ストラトはすでに2本持っているので買うつもりもなかったんだけど、面白そうだから買ってみた。シンラインは数千円では無理っぽいし。

 

で、届いたモノは保証書もついてて5年前の製品だそう。

前の持ち主はソッコーで挫折したようでメチャ綺麗なコンディション。

フレットも全然減ってないしピックガードの擦れキズもほとんどない。

 

見た目は安っぽさ全開だけど。1プライのピックガードがアレなんだね、きっと。

だがそれが良い!

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音出してみたらクリスピーかつウオームな音だし、バランスも良い。

いきなりフレット引っこ抜く気にはとてもなれないの。

 

しばらくは使い倒していこうと思います。

 

で、ひとまず今回はサーキットをとらや仕様にモディファイしました。

 

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こちらのギターは前に紹介したことあるけど、プッシュプルのポットを使ってレインボー配線になるようにしてある。フロント+リアのミックスが出せるように。

あとトーンはマスターにして全部のPUに効くようにしてある。

あとはP-Railのスプリットとかもあるけど、キモはハイパスコンデンサー。

 

クランチのアンプに繋いでボリュームを絞ると、ハイパスが効いてシャキンシャキンの音になり、それをハイカットのトーンで少し削る。みたいな使い方。

全部のセレクターポジションでハイパス/ローパスの塩梅をコントロールすると無限とも思えるトーンバリエーションが追及できるよ。歪のニュアンスも。

 あと、ハイカットトーンの配線は所謂「ビンテージギブソン仕様」。

トーンがトーンとして独立しきってる感じが弱まる。ボリューム&トーンみたいなツマミが2種類ついてる感じ。うまく表現できないけど。

 

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どこにもシリアルは記されていない。

メーカーサイトによるとアルダーボディーらしい。加工精度はとてもいい。

ネックプレートに「Made in Philippines」というシールが貼ってある。

ネックはずいぶん日焼けが進んでるね。

 

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ピックガードを外したところ。

ホロウボディーであることが分かる。センターエリアはソリッド。

ポットが小さくて安っぽいね。あとセレクターSWはカタ過ぎて操作性が悪いので、この辺は全とっかえ。

 

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今どきは本家のフェンダーにも見られない3シングルのザクリ。

このモノグラムというメーカー、バッカスから独立した会社という説もあるがモノを見ると実に真面目な印象を受ける。

それだけじゃなく、3万円台のエントリークラスにホロウボディーなんて実にユニークな発想。写真の上側サイドもメーカーサイトによるとホロウになっている。密閉されてて見えないけど。

 こっちの写真の端っこにセレクターSWが映ってるね。まあ、サーキットの設計は原価率と作業性が最優先されていることが分かる。

ちなみにPUはホット線がフロント/リアは白、センターのみ赤なんだけど、たぶん赤のヤツは逆巻きの印かなんかでしょう。

線材は安っぽくない。

 

 

 

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気持の問題だけど一応アルミテープを貼っておく。箱構造にはならないけど。

まあ、セミアコなんかもやってないしね。

PUキャビティーは気が向いたら誘電塗料買って塗ろう。

 

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さっき上で書いたセレクターSW。

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ずいぶん前に買ってあったこちらに換装。

 

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ボリュームがCTS、トーンがボーンズのSW付き。こちらも手持ち在庫から。

本来のセンタートーンはダミーになる。

それにしても統一感が無さ過ぎ。

 

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PUはマグネットが床下についてるタイプなのかな?

結構パワーがある。

ジャックに行くケーブルだけベルデンに交換。気持ちの問題。

 

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配線完了。

イカットコンデンサーは手元にあった適当なモノ。縁起を担いでオレンジ色。

本当はセラコンなんかが良いんでしょうね。

 

ネックはまっすぐで問題なし。届いた時の弦高は1mm切ってたカンジだった。

弾きにくいので上げたけど。

 

音は上にも書いたけど、枯れててクリスピー。だけじゃなくてホロウ独特の鳴り感が付いてくる。リアPUが痛くなく、カッティングもできる。

生音は当然、ネックに比べてボディー側が鳴っている実感。

マイナーで今まで知らなかったけど、モノグラムさんいい仕事してると思います。

 

次に弦替えるついでにナットの微調整(角度付け)もしようと思う。

あと、トレモロユニットはブロックが薄い安物がついてるんで、何かのついでにフェンダーかなにかに変えるつもり。

これでまた劇的に音がよくなる予感。 

 

ミントグリーンの3プライピッカガードとかに変えれば安っぽさもずいぶん消えると思うが、それはやらないつもり。せっかく安っぽいので。

 

 

そういえば最近、新ネタとしてチャカカーンの「And The Melody Still Lingers On」を仕込み中。本人がとらやのツイッターに「いいね」くれた記念に。

このストラトアリオンのコーラスが似合う感じがする。

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コードが難しい。