「一人とらや」演りました

昨日11/13(月)、Sundown Vol.44にて「一人とらや」デビュー致しました。

なかなかアツい演奏が出来たのではないかと思います。

 

 


We Can Walk It Out Cover Sundown 20161113

 


Keep On Sundown 20161113

 


Hold On Cover Sundown 20161113

 

やっぱ、歌は難しい!!

これからも特訓だな。

 

 

ライブ自体は16組が集まるという長丁場でしたが、大盛況のうちに幕を閉じました。

 

中でも、

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Maria  And The  Kozmic  Company

 

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The Midnight Drunker

 

特に、この2グループはすばらしい演奏を魅せてくれました。

 

サンダウンに関わるすべての人に感謝!!

 

またよろしくお願いします!

もうすぐ無くなる仕事@音楽業界

ブログの広告欄によく表示される「もうすぐ無くなる仕事」みたいな宣伝。


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音楽業界でもうすぐ無くなりそうな、または激減しそうな仕事について考えてみました。



音楽プロデューサー


作詞家/作曲家/アレンジャー


メジャーレーベル


評論家/ライター


スタジオミュージシャン




録音物の複製を世の中に届ける、という仕事。

あのエイベックスの松浦社長ですら自ら「大企業病」を認めている。

toyokeizai.net
東洋経済ONLINEより引用


たかだか数百メガバイトの記録物。
昔のように、大規模に人から求められるような時代はもう来ないだろう。


音楽ってそう遠くない将来、趣味娯楽として料理とかガーデニングに近い姿になっていくんじゃないかと「とらや」は結構本気で思うわけです。
そりゃ、ごく少数のスターは残るだろうけどね。

エジソンの大発明から始まった、音楽産業。ちょっと大きくなりすぎたのではないかと。大きくし過ぎたのではないかと。そろそろ本来の姿に戻っても良い時期なのではないかと。


そもそも趣味娯楽といえば、スポーツだってアウトドアだって自分で「行動」することがメイン。「鑑賞」のほうが多いって人もいるだろうけど、趣味の度合いで言えば「行動」の方が高いでしょ?

音楽でも、Youtube とかだけで満足する人もいるけど、何より好き! という人は、歌なり演奏なり自分の「行動」を楽しむ、というのが自然な流れ。



で、時々好きな人同志が集まって好きなことを仲間とシェアする時間を過ごす。
月に一回のフットサルの試合みたいなイメージ。
客でありスタッフであるという「楽しさ」。

料理でいうとBBQや鍋。
完成された食べ物なんて誰も求めていない。
作る過程のワイワイガヤガヤと、その先にある「皆で作った美味しさ」。
気のあった仲間がいれば充分。




はい、そうです。
思いっ切り遠回しにサンダウンを肯定するのが、今回の真のテーマです。


サンダウンに関わらせてもらってちょうど一年。
「この面白さは何なんだろう」ってずっと考えてたんだけど、BBQと同じ楽しさだったんですね。

やっと分かったよ。


ヒロさんすげえ!


こういう未来型/本来型の思考を持ったプロデューサーが、これからの「楽しさ」を皆に届けてくれるんだな!


サンダウンの皆さま、「とらや」を末永く宜しくお願いします!


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「一人とらや」サンダウン出演のお知らせ

今週末です!

打ち込みオケをバックに演奏します。


11/13 サンダウンライブ@小手指サウンドストーン (とらや出演予定は18:30)



とらやダイジェスト 2016 Nov 2


「とらや」では、僕と一緒に遊んでいただけるミュージシャンの方を随時募集しております。

連絡先:toraya_music@yahoo.co.jp

見失いがちな「大切なもの」

当たり前の日常に流されているうちに見失ってしまう「大切なもの」。

無くしてみて初めて気付く「大切なもの」。

 

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バンドにとって「大切なもの」それは・・・

 

 

ずばり、「カッコイイ」ってことでしょ?

 

 

本気でバンドを組むレベルで音楽を演っている人って、①何らかのきっかけで「音楽を演ろう」と決心し、②楽器を手に入れ、③それをマスターしつつ、④メンバーを探して、④人前で演奏できるように練習する」というプロセスを踏むと思うんだけど、最初はなかなか上手くいかないことが多い。

 

それで練習量を増やしたり、メンバーを変えてみたり、色々努力するよね?

それは全くもって正しいアプローチだと思う。

自分も「音楽遍歴」あたりでそんなことやってきたのを書いてますし。

それがなかったら、今の自分はなかったとも思う。

 

でも、そんな日常が続く中で①の気持ちが薄らぐことはよくある話。

 

 いつの間にか、

 

上手いヤツがいちばんエラい

 

ってことになってないか?

  

今でもライブとかで時々いるじゃん。練習の成果だけをまるで親のカタキのように捲し上げるようなバンド。ただの苦痛でしかないからやめて欲しい、ホント。

 

 

努力して上手くなるのは当たり前のことで、エラくもなんともないんだよ。

 

 

Suchmosを聴いて欲しい。


Suchmos "YMM" (Official Music Video)

 

20代前半でこれだけの音を出すって言ったら、どんだけ練習しないといけないんだ? だけど彼ら、上手さを前面に出す気などさらさらないようだ。

カッコイイの一言だけが合言葉だよ、きっと。

 

 

さらに・・・


Kyotaro & Rikuo @ Shibuya Japan / 渋谷TSUTAYA前ストリートライブ

 

京陸と呼ばれているストリートパフォーマー

まだ10代だそう。

日本もついにここまで来たか、と思わずにはいられない。

これ書いてる時点で約12,000再生だけど、最終的には50万くらい行ちゃうんじゃないのかな~って思うよ。

 

 

派手なベース/ドラムの演奏を看板にしてるんで間違えちゃいそうだけど、彼らも「カッコイイ」なんだよ。本人たちも決して「上手いね」という評価は好まないだろう。

 

和風の服とか、カバンをバスドラ代わりにしてるところも全部カッコよさにつながってるんだ。類まれな高度な演奏力も、彼らにとっては坊主頭と同じくらいの意味しかないのかも知れない。

 

既製の「バンド」というフォーマットに安易に乗っかってない点もカッコイイ!

このレベルまでくると、そんじょそこいらのボーカリストじゃマイナス要素にしかならないもんな~

 

 

彼らのこれからの展開が楽しみです。

京陸ガンバレ!!

君たちなら日本の音楽を変えることが出来るかもしれない。

 

 

「とらやじじい」も負けないようにがんばるぜ!!

 

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「一人とらや」ライブ出演のお知らせ

ついに来週です!

打ち込みオケをバックに演奏します。

11/13 サンダウンライブ@小手指サウンドストーン (とらや出演予定は18:30)


とらやダイジェスト 2016 Nov 2

 

「とらや」では、僕と一緒に遊んでいただけるミュージシャンの方を随時募集しております。

連絡先:toraya_music@yahoo.co.jp

 

 

 

音楽遍歴 その4 ~Funkが死んだ日~

なにやら大げさなサブタイトルをつけちゃいましたが、今回のテーマは「とらや青年から見た1990年代」です。

1990年代は、東西ドイツの統合やソ連崩壊、湾岸戦争など、世界情勢が大きく動いた時代でした。



かの大プロデューサー、クインシージョーンズの久々のオリジナルアルバム「Back on the Block」が1989年に発表されました。TVCMでも採用され、大ヒットとなりました。


Quincy Jones ~ Back On The Block


デジタル化の波を飲み込んで、一気に吐き出したような作品でした。
「Birdland」などの名曲もフィーチャーされていましたが、やはり「新しいサウンド」という側面が大きくクローズアップされていました。

前作が大好きだっただけに、実に複雑な思いで聴いたのをよく覚えています。


ちなみに前作「The Dude」はこんなカンジ・・・


The Dude [full cd] | QUINCY JONES




そして、マイケルジャクソンやEW&Fまでもがニュージャックスイングの波に飲み込まれていきました。


Michael Jackson - Remember The Time
※3:30以降にならないと曲が始まりません!



Earth, Wind & Fire - System of Survival


気付けば、街にはボビ男なる新しいジャンルのファッションが登場し、テレビでは「ダンス甲子園」が人気を博す・・・


「もう自分が好きだったファンクは死んだんだ・・・」
受け入れざるを得ない、この圧倒的敗北感。



Bobby Brown - Humpin' Around (With Intro)




いやね、踊れる楽しい音楽っていうのは認めますよ!
今聴くと、どれもいい曲だし。


でも、人間の演奏するビートがないっていうのは、BandやりながらFunkに目覚めた「とらや青年」には耐え難い現実だったんだよ。
ルイスのベースはどこに行った?
ジョンロビンソンのドラムは?
アルマッケイのギターは???????



Youtube
MC Hammer - U Can't Touch This


もうダメだ

Youtube
MCコミヤ 倦怠期です



ニュージャックスイングもあっという間に廃れ、ヒップホップ/ラップにその座を明け渡す・・・
インコグニートジャミロクワイなどのアシッドジャズなどが流行ったりもしたが、もはやメインストリームのダンスミュージックではなく、おしゃれな人がおしゃれに聴く音楽ってカンジになってしまっていた。
日本だとオリジナルラブとかね。


それで「とらや青年」はむしろオルタナなんかのロックに走った。
だってレッチリとかレイジとかのほうがカッコいいんだもん。


Red Hot Chili Peppers - Sexy Mexican Maid




こんな風にして、僕の90年代は過ぎていった。
まあ、オールドファンの戯れ言です。


そして今、あちこちで「Funk」というキーワードが復活してきているようだ。
でも、1980年代前半までのあの雰囲気は二度と戻ってこないだろう。


僕より年上の人にとっての1960年代というのも同じようなものだったのだろうか・・・



カッコいい音楽は常に誰かの手によって創られ、それがいつまでも供給されるなんて事はただの幻想だった、じゃあ自分の聴きたいカッコいい音楽くらいは自分で作るしかないね。

いずれにしても、音楽は聴くより演るほうが楽しいことは間違いない。


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「一人とらや」ライブ出演のお知らせ

上に書いてることと矛盾しますが、打ち込みオケをバックに演奏します。
どっこい、ファンクギターは生きてますんで!!


11/13 サンダウンライブ@小手指サウンドストーン (とらや出演予定は18:30)

Youtube
とらやダイジェスト 2016 Nov 2


「とらや」では、僕と一緒に遊んでいただけるミュージシャンの方を随時募集しております。

連絡先:toraya_music@yahoo.co.jp

ドラムへの情熱

前回のベースに続いて、今回はドラムのお話を・・・

 

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実は僕、ドラマーでもあるんです。

 

 

ヘタレの典型で、カッコいいフレーズばっかり練習しちゃいます。

「ドロツドロツ」とか「ドンタララララタカトン」とかそういうやつ。

 

 

昔ギターの講師をしていたのですが、ギターでもヘタレな初心者ほど有名なフレーズを弾きたがるんですよね。

ピッキングフォームとかリズムの取り方とかあまり興味ないのね。

それじゃダメなのは本人も分かってるんだけど、熱が入らない。

 

でもそれって全然オッケー。

本当に自分のものにしたい人だけ、勝手に「基礎」という大きなカベを乗り越えるだけのことなので。

 

楽器って「本当に自分のものにしたい人」だけのものじゃないわけで、興味本位でやってみたとか、そういうアプローチがあってあたりまえ。

意識の高かった20代の頃とかは、本気じゃないメンバーを心の底から否定してたけどね。

 

でも自分と同じ価値観を他人に求めること自体おかしいよね。

 

僕はギターやボーカルは本当に自分のものにしたい」のですが、(自分のたたく)ドラムへの情熱は低いです。

だけどドラムという楽器は大好き!!

 

 

 

打ち込みをバックにした「一人とらや」

Sundown vol.44 11/13 に出演させていただきます。出番は18:30予定。

 

「とらや」は面白い演奏をシェアしていただけるミュージシャン(全パート)の方を随時募集しております!!

連絡先はこちら

toraya_music@yahoo.co.jp

 


とらやダイジェスト 2016 Nov 2

 

 

 

 

 

スラップベースはこう弾け!

皆さんはスラップベースと聞いてどんなベーシストをイメージしますか?

 

今回は2015年に亡くなったベース界のレジェンド、ルイスジョンソンがテーマです。

 

自身のバンド「ザ・ブラザーズ・ジョンソン」も良いですが、セッションワークがまた凄い!

先日とりあげた「ウィーアーザワールド」でのプレイが有名ですが、他にもマイケルジャクソンやジョージベンソン、クインシージョーンズなどを始めとしたアーティストのサウンドの核となっています。

 

 

1981年のクインシージョンズオーケストラ来日公演から


Quincy Jones with louis Johnson ai no corrida

3:30位から始まるベースソロは圧巻です!

スティングレーベースが、ムスタング位の大きさにしか見えません。

 

 

次はジョージデュークの1983年の来日公演から


Louis Johnson & Paul Jackson Jr. Awesome Guitar Performance! 🎸⚡⚡⚡ [Live in Tokyo 1983]

 

もはやリズム取ってないよね?

自身がリズムのカタマリっていうか、もう本能に身を任せてるだけにしか見えない。

 

 

 

過去に「音楽遍歴」で何回か登場したO先輩が彼の大ファンで、「とらや」も強制的にルイスのフレーズを練習させられていたんです。

ギタリストにベースを練習させている時点で意味不明ですが、実はこれが僕には大きかった。

 

CHICでカッティングの鬼となっていたとらや少年が、ルイスジョンソンのフレーズをマスターすることで何が起きるか?

 

まず、単音カッティングでの音使いの影響。

特に7度、11度、6度などの音は、タイミングや間合いによってカッコ良くなったりダサくなったりすることが良く分かった。

普通の人は3度、ルート、7度あたりを何となく行ったりきたりしてるんだけど、確信犯で11度や6度を突っ込んでいくと急にかっこよくなるんで、ギタリストの皆さんぜひやってみて!

 

次に、スライドやハンマリングなどのカッコいい使い方。

ベースでいう、プルで出した音の次に結構な割合でハンマリングやプリングが入ってくる手癖。これFunkテイストがデカイ。

上に書いた音使いと合わせると、普通の単音カッティングとぜんぜん違うファンキーさが出てくるよ!

 

あとは、やっぱりハッタリの効いた演奏スタイル。

簡単なフレーズでも全力で鳴らしにいく。上手いんじゃなくてカッコいいんだよね!!

上で書いたけど、全身全霊をかけて弾いているのにリズムが全くよれないカッコよさ。

 

 

 

そんなこんなで、11/13のサンダウン@小手指サウンドストーン。

ルイスの洗礼を受けた「とらや」のギターワークもぜひお楽しみください!!

出演は18:30予定となりました。

 


とらやダイジェスト 2016 Nov 2

 

 

 

女子力ってなあに?

「女子力」

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既に旬を過ぎた感もありますが、このコトバが今回のテーマです。


Wikipedia 先生によると、

女子力は、輝いた生き方をしている女子(一部の男子)が持つ力であり、自らの生き方や自らの綺麗さやセンスの良さを目立たせて自身の存在を示す力、男性または女性からチヤホヤされる力。

コラムニストの小田嶋隆は、女子力は、厄介な言葉で人によって定義が違うとしている。女性誌では単に「フェミニンな魅力」であるがニュアンスは、ハイファッション志向の高飛車な月刊誌では「モロにファッショナブル寄りな概念ないしは美意識」に近いものに、芸能ゴシップの追求を主務とする女性週刊誌では「男のコロがし方」を婉曲に表現しただけであると指摘している。

との事。
ふむふむ… てか一部の男子って?!


まあ、それはどうでもいいんですが、最近「女子力」ってこういうのじゃないのか?って思った動画がこれ。


シシド・カフカ ワンマンライヴ ダイジェスト


そう。ポッキーのお姉さんです。
圧倒的カッコ良さ。


誤解を恐れずに言うと、彼女、別段音楽の才能に恵まれているとは思えない。
顔やスタイルは恵まれ過ぎているけどね。

何が言いたいのかというと、彼女のドラミングやボーカルのずば抜けた実力は血の滲むような努力で身に付けたのに違いないであろう、ということ。


俺が宍戸さんだったら絶対ムリ!
持って生まれた美貌だけで充分幸せになれるもん。きっと。
こんな美人をここまで追い立てるモノは何なのか。




ちなみに、僕の好きなゆきりんの動画はこんな感じ…


AKB48 柏木由紀 歌いながらドラム演奏が凄い GIVE ME FIVE! / Kashiwagi yuki sing and play drum


う~ん、カワイイ!!
こっちも「女子力」なのか…

二人に同時に告られたらどうしよう??? 俺!!

ああっ、スイマセン・・・
今日のエサが進んでいるもので。

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続いてこちら。


【MV】絶景クジラ / 最後に愛は勝つ


なんだろう…
もう女とか男とか関係なくね???


それとも、女という生き物のエネルギーを極限に引き出すと、こんなカッコ良さがでてくるのだろうか。
いずれにしても男はバカなので、永遠に「女子」を理解することは出来ないのでしょう、きっと。



最後はガガ様。


Lady Gaga - National Anthem - Super Bowl 2016 (HD 1080p) Full Video
※スイマセン、再生されない時は「ガガ 国家」とかで検索してください。


アメリカ人でなくてもアメリカへの忠誠を誓いたくなってしまいます。


そうか、分かった! こういうのは「女子力」じゃなくて「人間力」なんだな!



「女子力」万歳!
人間力」万歳!