Studio Oneを1年使った
最終更新からちょうど1年。
前回Win11に入れ替えた話、CubaseをやめてStudio Oneを導入した話などを書いた。
それから1年。 ざっと感想などを・・・
まず、Studio Oneに変えて大正解だったと思う。 古い仕様の縛りを感じない。 新しい常識。
Cubaseの時はMIDIトラックはすべて一旦オーディオに書き出していたが、 Studio Oneに変えてからはMIDIトラックはそのままでMIXするようになった。 というのも、MIDI音源のアウトがそのままミキサーにインプットされる構造だから。
特にIMPACTという主にドラムに使うサンプラー。

こいつはパッド(音色)ごとに別チャンネルに立ち上げるのがデフォ。 もちろんHatやTomなどは同じチャンネルに立ち上げることもできる。

そしてインサートやセンドのプラグインをオーディオチャンネルのように アサインするようになっている。 Cubaseでも出来ないことはないだろうけど、デフォルトではパラデータ化するように 誘導されている感があるよね。
なのでとらやのStudio Oneのデータではボーカルとギターだけがオーディオトラック。 結論としては1曲のデータが1GBくらいに小さくなった。 Cubaseの頃は1曲20GBとかだったので劇的な省スペース化を果たせた。
この1年は藤井風君にどっぷりハマっていて、 Studio Oneで彼の原盤とそっくりな音源を再現することに挑戦している。
新たな音源プラグインとか全然使ってないけど、付属のライブラリが豊富なので困ることはほとんどない。
彼の曲はメロ・リズム・コードのすべてがハイレベルで、歌がとらやの器ではついていけないです。 星野源君も難しい曲が多いけど、なんというか風君の場合スポーツ的に楽しんでハイレベル化しているというか、それが彼にとっての遊び要素になっているような気がします。
DTM環境の再整備
ずいぶん久しぶりのブログ更新。
久しぶりに記事入力画面を開くと、はてなにも「AIスタイルアシスト」なる新機能の案内ポップアップが。 この10年でデジタル化の波が急加速していると感じているけど、特にここ2~3年の加速度はヤバいね。
そしてとらやも久しぶりにパソコンを新調しましたというお話。
今まで使っていたマシンはWin7→10にアップデート、CPUはcorei5の第2世代。 2011年ごろに買ったもの。13年も使っていたんだね。 もう少しでWin10はサポートが切れるけど、Win11のインストールはH/W的に無理だった(Web上での判定)。
なのでH/WごとWin11環境を買ったというわけ。 今までのDTM環境はCubase Pro 9.5、Waves 9、Komplete 8と古く、全部Win11に合わせてアップデートすると 結構な出費になる。
で、考えました。これでいいのかな? って。
最近細野晴臣さんの「HOCHONO HOUSE」っていうCDを買って、その中でご本人が 「時代が変わりすぎていて、制作を始めてからあわてて環境をガラッと入れ替えた。 最近の音楽はコードとメロの役割が薄れてきている。音の作り方もデザインのようになっている・・・」 的なことを書かれていたのを読んですごくショックを受けたんだよね。
だからCubaseもWavesからも離れることを決心した。 Win11マシンには新世代と言われているDAWのStudio One 6とAIを取り入れたプラグインのIzotope OZONEを導入! 実はぶっちゃけ、細野さんがHOCHONO HOUSE制作時に導入したっていう記事を読んで真似しただけなんだけど。
ちょっとしか触れていないんだけど、もうPro Tools登場以前の時代から制作やってきた自分としては 次世代感がハンパない!! まあ、これをきっかけに新しい何かに進めればなと思っています。
暑い夏のある日
昨年くらいまではボーカルの練習を中心に、弾き語りや打ち込みオケを使った1人パフォーマンスをすることが多かったのだけれど・・・
今年からコロナ終了モードでいろんなお店が通常営業を再開したことも合わせて、
①ギタリストとしての活動割合をちょっと増やす
②新しいお店、できればDrsも含めたセッションができるところを開拓する
をテーマに、春先から動いてきました。
②に関しては今まで入間~飯能が多かったですが、やはり近所の所沢をリサーチ。
フルハウスというお店に突撃。ちゃっかり演奏までできちゃいました。
そして、そのつながりでラッドカンパニーというお店で先日開催されたセッションライブに参加してきました。純粋にギタープレイヤーとして。

借り物のゼマティス。
クリスピーな音が特徴。レスポールスペシャルに近い。かな・・・
イベントは主催方の仕切りが良くて、偏らないし進行はスムーズ。
とても楽しかったし、皆もそうだったと思う。
また参加させていただきたいと思ったよ。
あと、ハナシが前後するけど5月にもドラム付きのバンドで演奏しました。こちらはいつものエビスカフェ。
私の尊敬する須貝様からなんとべースプレイヤーとしてお誘いいただいたのです。
生まれて初めてライブでベースを弾いたんじゃないかな。
生演奏だとベースは楽しいね。ミスもバレやすいけどその分全体の出音への影響力がハンパない。土台といわれるわけだ。
こちらのバンド(といってもメンバー不定なんだけど)、また9月のエビスカフェにお誘いいただいてます。楽しみ。
ミニアンプヘッドと自作キャビ
先日ミニアンプヘッドのQUILTER SUPERBLOCK USを入手したので動画にしました。
「US」と名付けられているようにフェンダーアンプタイプのサウンドを目指したアンプです。同社は以前にもデラックスリバーブを意識した小型アンプヘッドなどをリリースしており、なかなか評判もよさそうでしたので、代理店でもある成田の音屋さんで購入。
その代わりといっては何ですが、ZTのLunch Boxは旅立っていきました。
今回、普段から愛用しているRCブースターとのコンビネーションで試奏動画を撮影してみました。
キャビネットは以前自作した110仕様のもので、セレッションG10 Vintageを搭載しています。110と112の2台があるのですが、試した結果110のほうが好みの音がしましたよ。
では早速!
"VOICE"というスイッチで61/57/65という3ポジションの選択ができる。
61=ブロンド(1961年製)、57=ツイード(1957年製)、65=ブラックフェイス(1965年製)という3つの世代をオマージュしたサウンドを搭載している。
とらやはやはり、65が一番のお気に入り。
"LIMITER"というツマミは真空管アンプの「サグ」を表現するもののよう。上げて行くとコンプレッションが強くなる。でも、あんまり上げないほうがパキーンていうアタックが楽しめるような気がした。
このSUPERBLOCKには「UK」というシリーズもあり、こちらはマーシャルとVOXのアンプをオマージュしているようです。
アンプとペダルはそれぞれ裏にマジックテープがついており、パンチカーペットを貼ったキャビネットにベリッと固定できるようにした。今までで最小体積の機材セットが出来上がった。
ジェフベック
2023年の1月10日にジェフベックが亡くなった。
報道は日本では1/12。
カッターで手を怪我した時のように、報道を見た直後は何も感情が起こらずに文字を見ているだけだった。
時間がたつにつれて猛烈な痛みに襲われた。
上手い言葉や上手な文章なんてこの心境で書けるわけがないが、後の自分のために足跡だけは残そうと思ってこれを書いている。

中学~高校といった一番多感な時期に全面的にあこがれていたジェフベック。
ギターや音楽性とかだけじゃなく、考え方や人生観まで影響を受けたといえる存在。
エディーやプリンスなんかもそうだったけど、肉親や古い友人が亡くなった時の感情に近い。
その人との繋がりがすべて過去に封印されて、残された側は永遠に触れることができなくなってしまう。
訃報を知ってから、会社の視聴室でYoutubeを見た。
ピープルゲットレディーは最後まで観れなかった。辛くて・・・
ロッドやミック、ジミーやクラプトンなどの声明はネットで見ることができたけど、関係の古いスティービーも心配だし、Charの事も心配。
自分もしばらくはロスから出られないだろう。
さっきも書いたけど、いろんな夢を見せてくれたし、自分の価値観形成にも大きな影響をくれた。そして、高齢になればなるほど鋭く研ぎ澄まされた表現力には本当に勇気をもらいました。
本当に長い間ありがとうございました。
自分はもう少し頑張って生きていきます。
2023年1月12日
ホンダPCX(JF81) バルブクリアランス調整
今回は自分のための備忘録的なお話し
愛車のPCX。2019年夏に購入。
2022年12月現在の走行距離は約7万キロ。

<今回の作業>
・タペット調整
<作業前の症状>(5万キロ経過後徐々に)
・アイドリングストップ不調(タカタカ・・・とすぐにエンジンストップしない)
・アイドリング不調(ひどいときは暖機運転中にエンスト)
・エンスト(走りだしの一時停止などで止まることがある)
・エンジン始動不調(タカタカ・・・言ってすぐに火が入らない)
・FIランプ点灯(コンピュータリセット等の対策をしてもすぐに再点灯)
<作業後の挙動>
・上記症状はすべて解決。FIランプも自動で消灯!
・燃費向上(メーター表示値だが概ね2~3km/Lほど向上)
・アクセルのツキも向上(排気音も野太くなった気がする)
<作業内容手順>
1. 外装取り外し(グラブレール、ラゲージボックス、プラグメンテ窓、サイドアンダーカウル)
2. マフラー取り外し
3. ラジエーター取り外し(冷却水抜き)
4. ウォーターポンプ取り外し

5. シリンダーヘッドカバー取り外し
6.クーリングファンのTマーク合わせ
7. バルブクリアランス調整(IN:0.10+-0.02mm / OUT:0.24+-0.02mm)
8. シリンダーヘッド取付け(ガスケット交換)
9. ラジエーター/ウォーターポンプ取付け(各種Oリング交換)、冷却水補充、ついでにサーモスタットも交換
10. マフラー/外装取付け
<所感>
今までで最も難しい作業だった!!
まず該当箇所にたどり着くまでの外装外しで疲れてしまう(前週にリハーサルまでしたよ)。
次に狭い中で冷却系のほぼすべてを外すこと。タペット調整とは直接関係ないのだが、上死点(クランクの位置)にカムシャフトを合わせるためにラジエーターとウォーターポンプを外す必要があり、必然的に全外しとなる。
カウルを丸裸にすればもう少し整備性も上がるのだが、その作業とのトレードオフを検討して最小限の外装外しで整備した。
いずれにしても普通のスパナやメガネだけだと絶対回せないようなボルトやナットがいくつかある。さらにクーラントで白く固着しているものも散見され、非常に硬いところがあった。ホースも部分的に外すんだけどこれまた固い。
冷却系のOリング群はドリームとかに相談して注文するしかない。今回の注文控えを取っておかなくちゃ。
本当は工程ごとに写真撮って具体的な手順の説明を記事にしようと思ってたんだけど、そんな余裕もなかった。撮った写真は組付けの時に分からなくならないように撮ったものだけ。

何しろウォーターポンプを外すのがキツくて、ハンバラシのままロードサービスでディーラーに泣きつくことを真剣に考えたほど。
安易に人に勧められるもんじゃない作業でした。
でも、とらやは一度やったことで自信を持つことができた。
だから次も自分で。たぶん5万キロごとくらいにやった方が良いんだろう。
そのための備忘録ということで。
最近ゴキゲンなアンプヘッド(超小型)を入手したんで、次はレビューの記事を書こうかなと思ってます。ではまた!
You Got The Music
Charの初期の作品「Thrill」。
びっくりするくらいイケメンでかつ生意気そう。笑。

リリースの1978年当時中学生だったとらや、レコードプレイヤーは持ってなかったので友達とかにダビングしてもらったカセットテープが唯一の音楽鑑賞メディアだった。
所有していた5~6本のカセットの中にチャーの初期の3枚があったのは、同級生のワタベ君がレコード持ってたからだ。
はじめて聴かせてもらったときはぶっ飛んだ。聞いたことのないスタイルの音楽だった。とにかくギターだけじゃなくリズム隊もキーボードも全部カッコいい。シングル曲だけがアルバムの中で浮いている気がしたね。
もちろんSmokyはすぐにコピーした。でもほかの曲は譜面もなかったし耳コピしようと思ってもコードが難しすぎて駄目だった。あ、闘牛士は頑張ってコピーしたな・・・ あのイントロのカッティングはとらやの原点かもしれない。
その後20歳くらいの時に知り合いにカセットを貸したら帰ってこなくなり(当時のあるある)、1stと2ndしか聴けなくなった。
先日突然思い出してAmazonで買ったというわけ。30年以上のブランクだ。
アルバム通して聴くと、毎日のように聴いていた中高生時代にタイムスリップしたねぇ。表参道なんて曲なんかはすっかり忘れてたし。再購入から1ヶ月くらいになるけど毎日聴いてます。1st/2ndに比べギターの音色が少しモダンなんだよね。特にYou Got The Musicのイントロやソロの音はぞくっとするほど色気がある。
ジャケット裏面の写真もすごくいい。地元のタクシーがあの型のクラウンだった。クジラっていうの?
大人になって少しは耳が良くなったんでコピーしました。You Got The Music。
ピアノはミッキー吉野さんのイメージだったんだけど、佐藤準さんだったんだねぇ。
コードはボイシング、トップノートに気を付けないと雰囲気が出ない。特にイントロ。
いま聴いても20代前半のアイドルの作品なんて信じられない。ピアノソロ、ギターソロ、後半にはドラムフィーチャーな箇所もあるし。
歌詞の内容は、アイドルをやめてその後のバンド活動に移行していく決意表明のようにも解釈できる。「人生はそんなに長くない。オレは新しい自由な音楽を演るぜ。ユーガットザミュージック。」って。
アルバムタイトルである「スリル」も、既成路線をぶっ壊して新しいことを始めるスリルについて歌ってるし、もうこの頃には決心が固まってたのかもね。
気が向いたら弾いてみてください。


※コード表記ミスがありましたので修正しました。2023/2/26