筋トレという言い方はさておき、僕のように初心者レベルの歌唱力は簡単に向上させることができました! 世に言うボイトレですね…
歌が苦手な人って、大きく分類すると
① 安定した力強い声が出せない
② 音程が定まりにくい
の2つに悩んでいるケースが多いと思います。僕もそうでした。だけど、どちらも喉の強化によって克服できる!ということを日々実感しています。
①の安定した力強い声。これはチェストボイスと呼ばれる発声法が基本なんだけど、喉を開いて声帯を閉鎖することによって得ることができる声。
例えば、「あ、あ、あ」と一瞬だけでも出せるように練習したら、あとはドレミ・・・とか、「あ・え・い・お・う」とか、あらゆる音程/発音で出来るように拡張していく。具体的な練習方法はネットでいっぱい探せると思います。動画のほうが分かりやすいかも。
普段の会話とかでもチェスとボイス気味の声(通る声)の人は、割と楽にできると思う。逆に息漏れの多い、ささやき声ぎみの人はちょっと大変かも。
僕もまだまだ完全に習得したとはいえないレベルだけど、声が劇的に強くなったと思う。何ていうか、聴いたことのない自分の声を初めて聴いた位の衝撃的な効果があるのでお試しあれ!
言うまでもなく、腹式呼吸も忘れずに…
そして②の音程の話なんだけど、音は取れてるのに声が言うことを聞かない。狙ったはずの音程じゃない高さになってしまう、みたいな現象。特に低~中音域は難しい。
で、声の高~低は、ナントカっていう筋肉が声帯を引っ張ったり緩めたりして決めているそうで、そのナントカっていう筋肉を鍛えれば、音程が正確に狙えるのだそうだ。
それでもって、そのナントカ筋、地声よりも裏声で歌った方が効果的に鍛えることが出来るという… やりました。歌える歌を全部裏声で歌う練習。ギター持って音程だけは気にしながらゆっくり歌う。
結果、2ヶ月位で音程とるのが徐々に楽になってきた。さらに地声はもちろんのこと、裏声自体も最初は情けないヘナヘナ声だったけど、そこそこ聴けるようになるというオマケもついてきた。
ギター/ヴォーカルで「とらや」をぶち上げたのはいいんだけど、あまりの歌の下手さに本気で挫折しかけたのが今年6月の話。
あれから3ヶ月近く経つけど、結構自信がついてきました。
歌は才能じゃなくて、筋トレのイメージで上手くなれるという発想の転換で、とても気持ちが楽になったのも大きかったですねー。
上手いヴォーカルを探し続けてる楽器弾きの皆さん、探してる場合じゃないですよ!自分が練習した方が圧倒的に早いですよ!!
こんなことなら高校時代に本気でボイトレやっときゃ良かった。マジで。
本気で行動するのがキーワードかな、やっぱり。うん。
※今回、僕は「れみぼいす」というサイトを中心に情報を集めながら練習しました。
れみぼいすさんには心から感謝しております!!