「一人とらや」用ライブ音源を兼ねた音源制作。
今、新ネタを仕込んでいるので、ここでご紹介します。
今回のネタはEW&F。
モーリスホワイト追悼の意味も含め・・・
アースの中で一番好きなアルバム「I Am」(邦題は「黙示録」)。
捨て曲なしの大傑作。発表は1979年。
長岡秀星さんのジャケットアートが眩しいです。
この作品から選んだのは・・・
1曲目の「In The Stone」。
邦題の由来となる、「ヨハネ黙示録」をテーマにした曲。
「石の中に愛がある・・・」みたいな歌詞で、キリスト教徒でない「とらや」には意味がよく分からない。
どっこい、曲のほうは昔から大好きだったので、「とらや」流に仕上げていきます。
盛大なブラスから始まるこの曲を、トリオでも出来るミニマルファンクにアレンジしたいと思います。
原曲をCubaseに貼り付けて、ある程度まで耳コピしつつ、途中からオリジナルアレンジを施します。
まずはコード取りから・・・と思ったら、この曲、ドンカマ使ってないのね。
凄いタイトなリズムのイメージだけど、テンポの揺れが大きくて、そのままじゃコピーできない!
凄くないですか?
一番遅いところでBPM=104、早いところで115!!
「メトロノームにぴったりがベストリズム」というのが間違いだということを、図らずも証明してしまった・・・
さあ、これでやっとコードが取れる。
アースって結構難しいコード使うのよ。それでアレンジ的にもコードが上から下まで鳴っている楽器があまりなく、耳コピは難儀します。
やはり、初心に戻ってベースを先に拾うのがよろしいようです。
ヴァーダインホワイト、モーリスの弟。大好きなベースプレイヤーです。
独特の動き方でステージ狭しと暴れまわります。
次にメロを拾います。
サビんとこのスクショです。赤いのがメインで紫がハモ。
そう、フィリップベイリーのファルセットのとこです。
上がA-mid2なんですよ。思ったより高くないよ!
これなら地声でもいけるじゃん!!
次に、ドラム。
いつぞやご紹介した「ぶっとくて男らしい」ドラム。リズムの骨組は原曲から拾いますが、その先はリンドラム仕様。
ベロシティーはすべて127なので画面の下側が真っ赤です。
今日の作業はここまで。
音上げときますので、興味のある人は聴いてみてください。
InTheStone Preproduction 20161203
次は歌の練習しつつ、ギターの入れ方を考えます。
最大の難所はやはりイントロ。
あのブラスフレーズを無視するか、ギターで何とか再現するか。
お楽しみに!!
「とらや」では一期一会、僕と一緒に遊んでいただけるミュージシャンの方を随時募集しております。
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