音楽学校に行くべき?

今回のお題は音楽学校。

行くか行かざるべきか、はたまたどんなところを選ぶべきか・・・

 

音楽好きで向上心の強い方にとって、悩みどころだと思います。

 

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このブログを訪れてくださる方は、比較的オヤジ世代な傾向だとと邪推してますが、たとえば音楽好きな子供さんのことに当てはめていただいても良いと思います。

自分のことで悩んでいる人はもちろん、5~6年ほど講師を務めた経験から、皆様のご参考になればと思うことを書ければと思います。

 

それでは行ってみましょう。

 

<その1>自分のニーズをハッキリさせる

アタリマエですが、学校に行くことによって何を得たいのか、です。

 

絶対やめたほうがいいのは「学校って、お金(=授業料)で技術を手に入れるところ」みたいなぼんやりした考えの持ち主。こういう人って「目的」さえ学校で教わるみたいな勘違いをしてるパターンが多い。

「自分、そうかも」って人は行かないほうがいいと思います。まず、学校に行かなくても自分でやれることをやってみましょう。ネットや本でも充分情報は拾えます。

そうしながら「お金を払ってでも手に入れたいもの」を自分の力でハッキリさせましょう。

 

実際教えていたときには、授業料以上に効果を身につけていく生徒もいたし、お金をドブに捨てているに等しいような生徒もいました。

恐らく、学校でしか身につかない、あるいは独学だと恐ろしく時間のかかる部分、コレを学校に求めている人は学校に行ってもモトが取れるのではないでしょうか。

それは、

 

・自分に合った合理的なフォームや身体(筋肉など)の使い方

たとえばギターだと、指板上の押さえ方は本やネットでも見れるのですが、実はネックの裏側の親指の位置が上達に密接に関係しています。初心者がつまづきがちなFコードなんかは特に力技で乗り越えようとしますが、フォームをしっかりチェックしてもらうことで早く楽にマスターすることが出来ます。

ドラムやボーカルなど身体の要素が大きいパートはなおさらなんじゃないでしょうか。

また、レベルが上がれば上がるほど細分化され、また奥が深まるテーマでもあります。

 

・リズム感や音感

リズム感や音感て、客観的なチェックが必要だと思います。「合ってる/合ってない」の判定は初心者には困難です。ストイックに録音して自己分析すれば乗り越えられますが、身体の使い方と結構関係性が深いので、やはり講師に見てもらうメリットが大きいです。

あと、講師と自分とか生徒同士とか、授業中は複数の音が鳴る状況が多いハズ。すると自分対他者で相対的に「合ってる/合ってない」を感じ取れることが結構デカい。

 

・意識の高い友人・知り合いが増える

軽音サークルなどの集まりよりも意識の高い人が多い可能性が高いのが音楽学校。そこには決して安くはない授業料を払う決断をした人しかいないので、あたりまえっちゃああたりまえ。

バンドを組む以外にも、ライバル的な刺激を受けたり、視野を広げるきっかけをもたらしてくれたり、音楽的なヒントになる出来事があったりと、結構バカにできません。

で、卒業後にもそういうつながりが意外なところで生きてくることが多いと思います。

 

 

ささっとまとまるかなと思ったのですが、結構長くなりそうなので今回はここで一区切り。

 

次回以降は下記のような切り口で書いていこうと思います。

お楽しみに!

 

<その2>自分の行動パターンを客観的に見つめてみる

<その3>スクールの運営姿勢をリサーチする

 

 

 

次回ライブの告知です

東飯能イーストコートにて。「一人とらや」の演奏です。

お近くの方は是非!!

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メンバー非固定のライブユニット「とらや」では一期一会、僕と一緒に遊んでいただけるミュージシャンの方を随時募集しております。


とらやダイジェスト 2016 Nov 2

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