読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

AIに作曲させてみた <Amper Music>

「AIが人間の仕事を奪う。」

f:id:torayamusic:20170408212918j:plain

ここんとこいろんな場面でそんな話が囁かれています。

先日も囲碁の世界で名人がAIに負けたというニュースが報道されていました。

本当に映画「マトリックス」のような世界がやってくるんでしょうか?

 

少し前に、こんな動画を観(聴き)ました。


Daddy's Car: a song composed by Artificial Intelligence - in the style of the Beatles


作詞やミックス、仕上げこそ人間の手によるものだそうですが、「ビートルズ風」というオーダーで「Flow Machines」というソフトに作曲させた作品だそうです。
ビートルズマニアの皆さんどうですか?


 Flow Machinesは、「LSDB」という楽曲データベースと作曲ツール「FlowComposer.」、「Rechord Player(リンク先はPDF)」という波形接続型音声合成エンジンで構成される。作曲家はLSDBに登録された多様なジャンルの約1万3000件のリードシート(楽曲の旋律とコードと歌詞だけを抜き出した楽譜)からスタイル(Daddy's Carの場合は「Beatlesスタイル」を選択)あるいは複数の楽曲を選び、FlowComposerで新たなリードシートを作成し、Rechordで編曲する。
※IT Media Newsより抜粋

www.itmedia.co.jp

 

誰しも曲を作るにあたって、過去に聴いたことのある曲、歌ってみた曲など、なにがしかの影響が礎になっている部分があり、その上に自分の感性を盛り込むという作業を行っていると思いますが、データベースの容量と検索スピードの速さという意味ではコンピューターにはかないませんよね。

 

「斬新さや個性は必要なく、手軽にそれらしい曲がほしい」なんて需要には、すぐそこまでAIの手が及んできているということになります。


斬新さや個性は必要なく、手軽にそれらしい曲がほしい

 

たとえばファミレスやコンビニなんかでかかっているオリジナル楽曲とか、イメージビデオに使われている雰囲気モノのBGMなんかは真っ先に当てはまります。

さらに、大手レーベルから大量生産されているCD。
音楽文化の成長はどうでもよくて、企業の利益のためだけに生産されているCD。
僕もこういう商品の楽曲コンペに参加したこともありましたが、どうですか? 作曲家の皆さん。
「Flow Machines」とガチ対決して勝ち続けられますか?

 

 

 

 

前置きが長くなりましたが、今回、「Amper Music」というサービスがベータ版公開されており、無料で楽しむことができるのを知りました。

https://www.ampermusic.com/

 

カリフォルニアに拠点を置いている会社のサイトみたいです。

めっちゃ意識高い系のHP構成です。


作曲は、専用ソフトをDLするのではなく、ブラウザ上で作業する形態です。作品は保存可能でMP3 or WAVでDLすることもできます。

 

さっそく、アカウント登録して試してみました。

f:id:torayamusic:20170408213515p:plain

 

まずスタイルを入力します。
音楽スタイルや曲の方向性、楽器編成なんかを選び、ポチっと・・・

 

f:id:torayamusic:20170408213603p:plain


わずか数秒で作品が完成します。

繰り返しますが、わずか数秒です。


ついにやってしまった・・・

 

まさか生きているうちに、自分が人工知能に作曲させるなんて思いもしませんでした。
なんか、踏み込んではいけない領域に入ってしまった気がします。

こんな曲が生まれました。

soundcloud.com

 

タイトル通り、バットマンビギンズの世界ですね。
DTMerの皆さん、こういう作品、完パケまで何分でできますか?

 

とはいっても、実はいまのところメロディーは作れないみたいだし、ジャンルと曲の方向性という2つのパラメーターでライブラリ素材を呼び出し、パートごとのマルチトラックを展開しているだけのようですね。
たとえば、「Modern Falk」というジャンルで「Happy」という方向性を指定すると、必ず同じ曲になってしまうという・・・

でも、ソフト自体完成版ではないので、今後の熟成が楽しみでもあり恐ろしくもあります。

 

アドビの動画ソフトとのパッキングなんかを想定しているらしく、メインのターゲットユーザーは、動画にちゃちゃっとそれ風のBGMをつけたい人たちってことみたいですね・・・
上に書いたお店のBGMだけでなく、地方CMや社内向けのチュートリアル動画とかはこのくらいで充分かもしれないよね。

 

 

こうなってくると、音楽って両極化していく動きが顕著になっていくハズ。

 

手っ取り早くて安価なものと、ワンアンドオンリーなもの。

ジャンクフードと手料理。 

「とらや」の音楽はもちろん後者を目指してます!

皆で作る手料理の究極はそう、バーベキュー!

 

「とらやBBQ」を一緒に楽しんでくれる方を随時大募集しております。

上手い演奏は機械に任せましょう!

 


05 Hold On Cover Toraya 20170121

 

連絡先:toraya_music@yahoo.co.jp