フルアコ The Loar LH-301T その3

我が家にやってきた中華フルアコ、The Loar LH-301T。

今回はその第3回。ピックガード自作編をお送りします。

 

僕は普段フェンダー系のギターを使っています。持ってる人なら分かると思いますが、ボディーと弦の隙間が狭いです。手持ちのテレで測ってみたらブリッジ付近で約1cm。

対してフルアコはアーチドトップになっていてもっと広い。LH-301で測ってみたらテレの倍の約2cm。感覚的には3倍くらいあるように感じます。

 

右手の中指~薬指をボディーに添えるような弾き方をしているため、弾きにくさが気になっておりました。

ピックガードがあればもう少し緩和できるかなと。

ピックガードの通販を検索してもストラトやテレはいっぱい出てるんですが、フルアコ的なものは皆無・・・

その代わり、自作を記事にしているブログが結構ありました。

僕もそれらのマネをして今回初めてピックガードを自作してみることに。

 

 

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近所のケイヨーD2で3mm厚の黒アクリル板と適当なL字金具を買ってきます。

 

 

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クリアファイルを使って型紙を作成。

P-90ピックアップの耳の部分が難所になりそう。本物のES-125は曲線的なデザインだけど、難所だらけになりそうなので直線を多用することに。

 

 

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アクリルにマスキングテープを貼って型紙の形をトレースします。

 

 

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糸鋸で2cm程切ったところ。

ノコの進みの遅さに早くもくじけそうです。

ブルルルってなって効率よく切れないんだもの。 

 

 

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・・・と思ったらイイモノがあるのを思い出しました!

エフェクター作るときの基盤カットのために買ってあるアクリルカッター!!

 

10回ほどピーッと切り込みを入れてせーのでパキッ。

早い早い。

 

 

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ピックアップに合わさる部分は、型紙を使い現物に合わせて慎重に切っていきます。

 

 

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金やすり→150番ペーパー→320番ペーパーの順で仕上げていきます。R部分は棒やすりを使いました。

ボディー外側になる部分は斜めに削っています。

 

 

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レモンオイルできれいに拭きあげて取付け。

なかなかいい感じです。

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取付け前がこちら。

 

うん。ルックス的にもアリの方が好みだな。

弾きやすさも格段にアップ!

 

これでLH-301の記事はひとまず完結。

買ってまだ1ヶ月もたっていないけど、

①ブリッジ加工(弦高対策)

②ピエゾPU取付け、ボリュームポット交換

③今回のピックガード取付け

 

所謂「世界に1本、俺様仕様」になりました!!

とにかくかわいいヤツ。


<追記2020/3/6>

結構この記事を見に来てくれる人がいるようなので、301を使ったLive動画を貼っときます。

Lunchbox直結の音です。ご参考になれば…

https://youtu.be/MTSR6-st8QE