今日は仕事で幕張メッセで開催されているInter BEEに行ってきました。
趣味とずいぶん被ってる仕事なので、見ていても楽器屋さんにいる時と同じような気分です。
そこで一つ面白いものを見てきたので紹介したいと思います。
それはコレ!
僕の大好きなMarshallアンプの上に載っているレトロなデザインの機材。
ちょっと見切れちゃってるけど、ユニバーサルオーディオの[OX]といいます。
OX | Amp Top Box - Universal Audio | Hookup, Inc.
何するモノかと言いますと、
[ギター]→[アンプ]→[アンプのスピーカーアウト]→[OX]→[レコーダー、ヘッドフォンアンプ、PAなど・・・]と繋ぎます。
そう、スピーカーキャビネットとマイキングのシミュレーターです。
言い換えると、先日ご紹介したアンプシミュレーターのアンプヘッドの部分がホンモノを使えるデバイスってことになります。
これはスゴイことですよ!
自宅で本物のマーシャルのフルテンが録音できちゃうんですぜ?お父さん!!!
価格は15万円前後となってマス。
ほぼマーシャルのヘッドが買えちゃう値段ですね。
これを高いと思うか安いと思うかはあなた次第!
僕の場合、宝の持ち腐れ状態のアンプがあるので「コレ欲しい!!!!」なのです。
え、マーシャルじゃないのって? まあ、そうなんです・・・
デカすぎてライブにも持って行けないし、デモを録音するにしてもパソコンとこれ持ってかなきゃだし、なんですよね。100w級のアンプって・・・
4発キャビもデカ重だしね。
OXと同じことをする場合、今までは完全密封された箱の中でスピーカーを鳴らしてマイクで収録って手法があったんだけど、4発入りのマーシャルキャビの音ではないし何より(多分)音が箱を伝わって漏れるはず。
OXの場合、さらにギターリグ同様にアンビエンスを含む複数のマイクシミュレーションが可能な上にキャビタイプも選べる。
さらにDAWでおなじみの1176コンプをはじめとしたアウトボードも標準装備!
上の写真だとマーシャルのアンプヘッドの下側にあるディスプレイに表示されているのがコントロールソフトです。よく見ると中央のウィンドウの上部にマイクが表示されています。
昔から良くしてもらっている宮地楽器さんのブースです。
夢中になって試奏中!!
音は諸所のアンプシミュレーターがおもちゃに感じてしまうレベルの高さ。
JCM-900ってこんなに音良かったっけ?ってなってます。
マスターボリューム「8」です。
リハーサルスタジオでも0.5とかで充分なんですよね。
でも真空管の醍醐味はパワー管をドライブすることにあり!
なのでこのOX、非常に欲しい!!!
イレブンラックやケンパーなんかと同様、プロの人を中心にワーッと広まりそうな気がしてます。
Inter BEEは今日までなんですね。
楽器屋さんで見かけたときは是非試奏してみてください!