今日は2020年10月7日(水)。
朝イチいつものように5chのニュース速報を見ていたら...
エディー死去のニュースが。
今帰宅し21時を少し過ぎたところだが実感がまるでない。
包丁で指を怪我して、まだ痛さを感じられないというかそんな感じ。
どこがどう痛いかなんて書けるわけがない。
これから何年にも渡ってエディーロスに苦しむことになるのは明白。
今日の日に何か書いておかなきゃ。
1979年9月13日武道館にて、とらや中学2年の時に初めてVan Halenに出会う。
ぶっちゃけ、曲は1回も聴いたことがなかった。
月刊プレイヤーマガジンで見た、鎖のストラップで吊るされた白黒ストライプのギターを抱えた姿がカッコ良かっただけ。
今思うと、中学2年生のたしなみとして友達と映画に行く、としまえんに行くと同じような感覚だったのだろう。
ブドーカンにコンサート観に行く。
新聞のチケット発売広告で見つけた、たまたまVan Halen。
で、行った。学校の友達と。
この日を境に人生が変わった。マジで。
中2だよ。
学校の文集にも確かエディーを熱く語った記憶がある。
「ナイフ」とか「炎」とか「地鳴り」とか...
エディーのギターを厨二コトバで必死に表現しようとした記憶がある。
どう人生が変わったか。
「プロになる」
シンプルに。
今は引退したけど、一時はプロに、そしてプロになるための努力を重ねた。
そんな人生。
もちろん、エディーはずっと憧れであり目標だった。
プロになった後、今のカミさんと知り合い
たまたま目にしたVan Halenの来日の情報。
サミーが脱退してしばらく活動が見えなかった後のゲイリーシェローンの加入。
Van Halen Ⅲの発表。
サミー時代は主に代々木とかドームがコンサートの場だったと思うが、この1999年の来日では武道館が設定されていた。
ぴったり20年ぶりの武道館での再会。
「俺はあの日の決心を現実に変えてここに来てるぜ!!」
なんだか変な意味でドキドキしたことを覚えてる。
今、ファーストアルバムを聴いている。
中学時代からずっと友達だ。
相変わらずエディーのギターは本能的にアッパー方向に導いてくる。
今までずっとそう。
泣くとか、そういうことと一番遠いところに連れていかれる。
エディーはギターを弾いているとは思えない。
ギターは単なる手段であり、アンプのスピーカーを鳴らすことが彼の表現意識のように思う。
鳴らすというコトバにはいろいろなニュアンスが含まれる。
吠える
泣く
透き通る
燃え上がる
キリがないね...
ギターじゃなくてスピーカーを鳴らしてる。
iTuneはファーストが終わって1984に移行。
Jump。ヤッパスゲーや。
ギターを初めて42年。ほぼずっとこんな人にリアルタイムであこがれ続けられたのは幸運だ。
サミーやマイケルとも仲直りしてたみたいだし、往年のロックスターと違ってベッドの上で家族に看取られたのは良かった。
死に方で伝説になる必要は全くない。
パナマの間奏。ぞくぞくする!!!
こんなに楽しい人生を過ごさせてくれたのは、あなたのおかげによるところが非常に大きい。
今までの困難も音楽があったから乗り越えてこれたことが多い。
心から感謝します。
安らかに...
自分は明日からまた生きていきます。