久しぶりに音屋さんで買い物。
と言っても大したものは買ってない。
ヘッドフォンの修理部品と、タイトルにも書いたトレモロスプリング。
こちら、愛用のSONYのヘッドフォン。
パッドが悲惨なことになっていた。
もう20年くらいは使ってるからな。
このブログでも以前パッド交換の事を書いた記憶がある。ということは前回から5~6年といったところか。
SONYの純正パッドは音屋さんで在庫切れしていたようなので、Classic Proという音屋さんブランドの互換品を購入。約半額。
前回はウレタンリング交換をさぼったけど、今回は調達した。
写真だと分かりづらいが、ウレタンリングはすでにボロボロでないに等しい状態。
残ったカスと両面テープ部分を除去しなければならない。
それにしてもRのほうのネジが1本尋常じゃないほど錆びているのはなぜだろう?
ギターの指板磨きに使うレモンオイル、これシールはがしの代用になる。というか基本的には同じもの(添加物はいろいろあると思う)。
それを綿棒につけてマイナスドライバーでぐりぐり。
鼻くそのようなカスになって取れるのだが、ドライバー側にも落下してしまう。
ピンセットでそ~っとつまんで除去する作業で心が削れました。
あと、写真の白いところは紙。どうしても鼻くそをふき取るときに汚れがついてしまう。
上の写真と違いが分からないと思うけど、これが限界!
結構きれいになったと思う。紙は汚くなったけど・・・
新しいリングを貼っているところ。
リングなので中の大きい丸はいらない。剥がす。
パッドをかぶせて出来上がり。
こちらは広げて枠にかぶせるだけ。
チャリンコのリムにタイヤをはめるカンジ。
で、本題のトレモロスプリング。
コイツ。
元々付いていたものとどう変わるのかを、生音とアンプ音で比較してみた。
ギターはお気に入りのモノグラム。
まずは蓋を外さなきゃね。
もともとついていたスプリングは4本。
以前これを3本にしてみたところ、鳴り方が悪いほうに露骨に変わったので慌てて元に戻した。
こちらが交換後。
スプリングのテンションが低めなので4本→5本に増えたにもかかわらず、このようにフローティングしてしまう。
裏の調整ネジを3回転閉めこむとベタ付けになった。
さて、お楽しみの音ですが・・・
最初にオリジナル4本、後半がRaw Vintage5本デス。
皆さんはどう思われますか?
ワタシは正直言って元のヤツの方が良い! と瞬時に思いました。
マイク録りして加工は録音レベルを一律上げただけ。
動画だと違いが分かりにくいかもしれないけど、元の方が何というかガッツのある音が出ている気がする。
Raw Vintageは別のストラトでまた試せばいいや、と思いました。
で次はクランチ編。
動画の背景の通り、アンプはパス10。ペダルは自作のプリアンプとBluesBreakerのクローン。
いつも使ってるセッティングで、ギターのボリュームが5未満でクリーン領域になるようなカンジ。
順番は上と同じく4本→5本。
いやーびっくりですよ!
キャラクターがさっきと逆になってるんだもの。
ちなみにDAWで別トラックに録音したので取り違いはないはず。
両方のアタマの部分だけ比較しても、後者のほうが圧倒的にギラついている。
後者を聴いた後に前者を聴くと「オマエ、もっと堂々としろよ」なんて言いたくなる。
結論。
Raw Vintageのスプリングはスバラシイ!
また音屋さんで買い物するついでに別のストラト用にも買ってみよう。
それにしても音色の変化って不思議だねー。