SSHストラトのpot抵抗値

ボリュームpotの抵抗値はシングルPUが250k、ハンバッカーが500kΩ。
所謂推奨値ですが、じゃあSSHならどうなのよというお話し。

ボリュームがフルでもpotの抵抗値が大きくなるとアースに落ちるシグナルの関係で結果的に出音はハイが強く出る。

サーあたりだと500kになってるみたいだね。
最終的にはシングル側かハムバッカー側かどちらを優先させるかのハナシではあると思う。

こちらのストラト
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フロントとセンターはヴァンザント。リアは元々ダンカンの59を載せてたけど最近p-railに交換。
で、potの抵抗値。

シングルを優先して250k。
そもそもゴンゴンRockは全然演らないのでp-railに換装したのもあるけど、リア単体ではほとんど使ってない。

p-90が好きで、もっとその個性を打ち出したいのだけれど、イマイチ250のせいかコモり気味で積極的にはなれなかった。
レインボー配線でフロントミックスはよく使うけど。


それでね、この度新しく配線の方法を知ったんですよ。
それは合成抵抗を使ってシングルは250,リアは500にしてしまうという技。
potは500を使い、シングル側に固定抵抗500を並列でアースさせれば250になるではないか! というもの。

回路図。
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上手くいくか分からなかったけど、実験してみた。固定抵抗は手持ちにジャスト500kがなく510kになったけど、規格誤差の範囲なので問題ないのだ。
セレクタースイッチからpotまでダイレクト配線。写真は撮り忘れ。


結果…

大成功。
シングル側は今までと変わらず、リアはp-90らしいクリスピーなサウンドに。

p-90って300kがいいというハナシもあるけど、ソリッドギターのリアなら500kで全然いい。